【レビュー】Olasonic完全読本付録のヘッドホンアンプ搭載Bluetoothユニット「OLA-BT1」を試す〜音質評価編

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Olasonic完全読本の付録Bluetoothユニット「OLA-BT1」レビューの2回目は個人的な音質評価をお届けします。

すでに初回レビュー、発売記念イベントレポート、自作ケースネタなどを公開中です。一度もOLA-BT1関連の記事を目にしていないようでしたら、こちらのレビューを読む前に先にざっくりと目を通しておくことをオススメします。

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OLA-BT1を構成する基板の主要パーツ

個人的な評価の前に、OLA-BT1を構成する基板の主要パーツについて紹介しておきます。完全読本を参考にしています。

OLA-BT1の基板の設計や配線の引き回しは音質を優先して吟味したそうです。試作の過程で高音質化のために基板の厚みを変更したり、オペアンプが追加されています。

開発企画は2013年8月にスタート。パーツの見直しや試作を経て2014年2月に完成。3月に量産が開始され、5月29日に無事発売となったそうです。

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以下、上記画像の中の主要パーツの役割です。

②レギュレーター用コンデンサー

microUSB端子経由で供給された電気を4Vに変換。ヘッドホンアンプとオーディオ回路に電気を供給するための電気回路を構成。

③オペアンプ

音質を優先するために、汎用のBluetoothモジュールのオペアンプを使わず、専用のものを用意。

④カップリングコンデンサー

ヘッドホンアンプ用。左右対称配置でステレオ再生の音質に徹底的にこだわった配置と配線。

⑤ヘッドホンアンプ

ヘッドホンアンプ用のオペアンプ。ダイナミックレンジを拡大できるチャージポンプ式採用。ハイインピーダンスのヘッドホンでも十分な音量で楽しめ得る。

⑥ヘッドホンアンプ用コンデンサー

ヘッドホンアンプの電源部を構成するコンデンサー。オペアンプの両側に左右対称で配置。音質を吟味した高音質コンデンサーを採用。

⑦モジュール用電源コンデンサー

汎用Bluetoothモジュール用。独立させることでアンプ部の音質の影響を低減。ノイズも低く抑えている。対応コーデックはSBCオンリーです。

⑧アンテナ

汎用Bluetoothモジュールに組み込まれたパターンアンテナ。電波の感度を確保するため、周囲10mmには配線や部品を配置しないように設計されています。樹脂製ビスの採用もアンテナへの干渉を防ぐためです。

(次のページに続きます)

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