「NW-M505」のノイズキャンセリング機能

「NW-M505」にはノイズキャンセリング機能が搭載されています。付属のノイズキャンセリング対応ヘッドホンに内蔵されているマイクが周囲の騒音を拾い、逆位相の音を出力することで、騒音を聞こえにくくし、飛行機、電車やバスなど、主に乗り物内での騒音を減らし、小さな音量でも音楽を楽しめます。

「NW-M505」のノイズキャンセリング機能は、付属のヘッドホンまたはソニー指定のノイズキャンセリング機能対応ヘッドホンでのみ、ミュージック、Bluetooth、FMラジオ、全てのモードで使用可能です。

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機能のオンオフは[各種設定]>[ノイズキャンセル設定]より行います。また、周囲の騒音の種類を選択することで、それぞれの環境において最も効果的にノイズキャンセリング機能が適用されるように設定できます。

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ソニーのノイズキャンセリング技術はアナログからデジタルへと移行し、騒音の激しい環境下での効き目はすさまじく、他社の追従を許さないクオリティを実現しています。

一昔前のノイズキャンセリングは、微妙に違和感が伴い、長時間の利用が難しい印象でしたが、ソニーのノイキャンに限っては過去の話になったようです。

オーディオ機器としての「NW-M505」を評価

ここまで長きにわたって「NW-M505」の機能別の使い方を説明してきましたが、ハードウェアの出来と、実際の使い勝手について、気になった(=ダメな)点と気に入った点に振り分けて、自分なりの感想を述べたいと思います。

気になった(悪い)点

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スティックタイプで軽そうに見えますが意外に重いのですこれが。本体のみで約40gですが、付属のクリップ込みでは乾電池2本分の47g。

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ヘッドホン込みでは61gにもなりました。

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この状態でスーツの胸ポケットに「NW-M505」を入れてみましょう。本体の重さでお辞儀してしまいます。

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クリップを外側にすると多少は収まりが良くなりますが、クリップ装着時の重量バランスが良くないので、衣類の種類に限らず、ポケットへの収まりは良いとは言えません。

そんな状況なので少しでも軽くさらにポケット内での収まりを良くしようと、クリップ無しでポケットに放り込むことが多いのですが、それにより誤動作が発生する確率を高めてしまう悪循環に陥ってしまうのです。

移動中など、人は色々と動き回りますから、それが影響してポケットの中ででもシャトルが回ってしまうことがあります。また、自ら操作しようと思ってポケットに手を入れた時にその手がシャトルに当たって曲を飛ばしてしまうことも多々あります。

電車の中でカバンを抱えて座っていたら、突然ボリュームが上がり飛び上がりそうになったこともあります。カバンを抱えた力が巡り巡って自分の胸ポケットの中の「NW-M505」のボリュームに干渉してしまったようです。

「NW-M505」には一切の操作を受け付けなくできるHOLDボタンがあるのですが、手元で操作したいからこそポケットなどに入れるのであって、その場合はHOLD解除状態がデフォルトな訳です。本レビューの最初のページの画像に写っている旧型の「NW-S205F」のように2段階のシャトルスイッチにして、HOLD機能を割り当てれば良かったのにと思うことしきりです。

かつてのスティックタイプと違い、片手のみでの操作が難しい点も上げておきたいです。画面の向きが固定されていることもあり、片手の場合、下の画像のように自分は左手で持つことが多いのですが、左手のみで全ての操作を行うのは至難の業です。

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シャトルスイッチを回そうとすると画面が見えにくなるし、最も多用するシャトルスイッチとHOME/BACKボタンの距離が離れていて親指が落ち着かないです。

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