これに加え、ショートケーブルの短さが使いにくさに繋がっています。下の画像からは、何を伝えたいのか、わからないかもしれませんが、ソニーのインナーイヤーヘッドホンの場合、ケーブルは片だしに近く、カラダの左側に来ます。とこ ろが「NW-M505」は画面が固定されているため、上の画像のようにヘッドホンコネクタが右に来るスタイルで操作することになります。

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目の前で「NW-M505」を操作しようとすると、上の画像のようにケーブルが引っ張られてしまうのです。自分は鋭意老眼進行中なので、画面を離して見ることが多くなるのですが、結構な確率でケーブルが引っ張られて左耳のヘッドホンに干渉します。

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以前のスティックタイプは設定で画面の向きが変えられたように記憶しています。「NW-M505」もそうできれば良かったのですが…。

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左手でHOME/BACKボタン、右手でシャトルのように、両手で操作するのが一番使いやすいことは確かですが、これもまたショートケーブルの場合は顔に近づけないと操作できないんですよね。

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画面の3行表示も小さく、老眼進行中の自分には厳しいモノがあります。画面についてはまだあって、その情報量の少なさから、曲探しがとても面倒です。

気に入った(良い)点

悪い点であげた操作性に関わる事を除けば、本当に良くできた音楽プレイヤーだと思います。

はやりのハイレゾにこそ対応しませんが、単体の音楽プレイヤーとしてWAV音源は再生可能ですし、圧縮音源であってもS-Masterやクリアなんちゃらといった独自技術により、この価格帯の音楽プレイヤーとしては群を抜いた高音質を実現できています。

とりわけ、デジタルノイキャンの性能は素晴らしく、ここまで音質に影響を与えずにバランスのとれた高音質な音楽再生が可能なプレイヤーはソニー製品以外ではなかなかお目にかかれないと思います。

Bluetoothレシーバーとして「NW-M505」を評価する場合、このデジタルノイキャン機能があると無いとで大きく変わります。一部の高音質技術こそ使えませんが、手持ちのスマートフォンの音楽や映像(の音声)ソース全てをノイキャンで楽しめるのはとても便利です。

今回、Xperia Z Ultraを使って実感したのはNFC対応機器との相性の良さ。ソニー自身がNFC対応に力を入れていることもありますが、電源オンから接続までがワンタッチでできるのは本当に便利です。こればかりは実際に使ってみないとわからないと思います。

apt-x対応機器と組み合わせた時の出音の良さも特筆すべきモノがあります。音の立ち上がりの良さと質感が違いますね。

これまで色々なレシーバーを使ってきましたが、これほど音質に優れて、多機能な製品はありませんでした。ということで、音質については個人的には大変満足しています。

最後に

ということで、気に入った点よりも気に入らなかった点が圧倒的に分量が多く、画像も多いので低評価と感じる方もいると思いますが、総合的には10点満点なら8点はあげても良いぐらいと感じています。

音楽プレイヤー機能としての使い勝手はまだまだな部分はありますが、中身は本当に素晴らしい出来だと思っていますし、今回不満に感じた部分が改善されればもっともっと良い製品になっていくと思います。

Bluetoothレシーバーとしては一部機能が制限されますが、音楽を送出する(スマートフォン)側をメインに使うことで解決する部分が多いので個人的に不満はありません。

また、音楽プレイヤーとBluetoothレシーバーの使い分けについてですが、内蔵メモリーには買ったばかりのCDをCDクオリティWAV音源で取り込んで良い音でヘビーローテーションするなどの使い方が良いのではないかと。

内蔵メモリーは容量が16GBしかありませんし、一番良い音で楽しめるのがミュージックモードなので現状では最適解なのではないかと。また、交通機関などで電波を発する機器が使えない場合などにも音楽プレイヤー単体であれば使えますしね。

ソニーには様々なユーザーの意見を取り入れて、次のMシリーズの開発に繋げていって欲しいと思います。

個人的には無理にスティック型デザインにせず、現行のSシリーズのような薄型筐体にBluetoothレシーバー機能を盛り込む方が、操作性や画面サイズの件を含め、使い勝手が良くなるのではと思います。

SONY ウォークマン Mシリーズ 16GB ブラック NW-M505/B
SONY ウォークマン Mシリーズ 16GB ブラック NW-M505/B