【レビュー】ギターアンプにもなるBluetoothスピーカー「IK Multimedia iLoud」を試す~ギターアンプ編

スピーカー

ギターアンプとしての音質評価

自分はプロのミュージシャンではありませんし、社会人になってからも小さなおもちゃのようなアンプしか使ったことが無く、しかもここ10年以上ギターから遠ざかっていたこともあるので正しい性能評価は難しいと思っていますが、iPadで初めてiRig経由のAmpliTubeサウンドを聴いた時はそれはもう驚いたものです。

今回、iLoud経由で改めてAmpliTubeサウンドを堪能してみましたが、自分のような昔ギターをかじった程度の素人であればもう十分なクオリティと言えます。

総合出力40Wのパワーと、2ウェイスピーカー採用による高音から低音までバランス良い音響特性が、BGMに音楽を再生しながらでもギターアンプとしても使える余裕を生み出しているのでしょう。

ということで、下手ではありますが、実際にiLoudを使ってギターを演奏しているダイジェスト動画をアップしてみました。曲はJeff Beckの名曲「哀しみの恋人達」です。ギターは昨年夏頃に購入したVOXのSDC-55、AmpliTubeのセッティングはかなり適当。Fender Super Sonic系にテープエコーとフェイザーを少々かけた程度。カラオケはBluetooth接続したiPhone5s経由です。

個人的にはこれぐらいのサウンドが鳴ってくれれば何も文句はありません。ただ、無料版のAmpliTubeだと使えるアンプとエフェクターに限りがあるので、幅広いサウンドに対応させたいなら有料版である程度の数は揃えないとダメっぽいです。1万円程度の予算があれば、そこそこ拡張できると思われます。

参考までに、iOSデバイスとiLoud(iRig)の組み合わせはアップル純正の音楽アプリ「GarageBand」でも使えます。GarageBandにはバーチャルなドラムやキーボード、ギターも用意されており、楽器を所有していなくてもタッチ操作だけで演奏が楽しめます。試しに、上の「哀しみの恋人達」の前半をGarageBandのバーチャルギターで演奏した動画もアップしてみました。

Jeff Beckというより、Jeff Healeyになった気分。フレットが移動できると1曲通しで弾けなくも無さそうですが、バーチャルギターはこれが限界みたいです。ま、iPadとiLoudをケーブル1本で繋ぐだけでもこんなことができるという一例ということで…。ちなみに、GarageBandからAmpliTubeのエフェクターを呼び出したりすることも可能です。その気になればかなり高度なこともできるみたいですが、ここから先はかなりマニアックな話になってしまうので、詳細についてはここでは触れません。

繰り返しになりますが、“現時点では”iLoudはiOSデバイスと組み合わせることで初めてギターやマイク用のアンプとして機能しますので、その点のみご注意ください。

【関連リンク】
IK Multimedia | iLoud – Portable personal studio monitor

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