iLoudはiRig回路内蔵
さておき、プロのミュージシャンならともかく、自分のようなズブのアマチュアが複数のアンプやエフェクターを揃えるのは色々な意味で大変。電源の確保、機材管理スペースの確保、居住環境によっては音の問題なども出てきます。
エレキギターを一般家庭でプレイする場合、ギターアンプとギターの間にエフェクターをケーブル(上の画像では割愛してます)で数珠つなぎにして、曲ごとにセッティングし直す必要があったりします。
iPadとiRigの組み合わせなら、そうした問題に頭を悩ませる必要もありません。AmpliTubeは曲ごとにワンタッチでアンプとエフェクターの組み合わせや諸々の細かい設定を切り換えることも可能なのです。
前置きが長くなってしまいましたが、「iLoud」のすごいところは、このiRigの機能を本体に内蔵していることにあります。
iRig単体では、ギターシステムの構築に、iPad、iRig、ヘッドホンまたはスピーカーが最低限必要ですが、iLoudならiPadとiLoudだけで済みます。
前者はケーブルが多くなり煩雑な印象がありますが、後者ならギターシールドとiPad-iLoud間のケーブルの2本だけなのでセッティングもシンプルでスマート。
しかも、iLoudはバッテリーを内蔵しているので、ギターとiOSデバイスがあれば、あらゆる場所がスタジオになってしまうんですね。広い公園や土手など、などで開放感に浸りつつギターをつま弾くなんてこともできるわけです。
行楽地や旅行先など、普段とは違った環境に身を置いてギター演奏を楽しんでみるのも良いかもしれません。もちろん、その際は人様の迷惑にならないようヘッドホンを用意するなど、マナーに気をつけたいところ。
(次のページに続きます)
コメント