【レビュー】ギターアンプにもなるBluetoothスピーカー「IK Multimedia iLoud」を試す~ギターアンプ編

スピーカー

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IK Multimediaの「iLoud」レビュー第3弾はギターアンプとしての「iLoud」にフォーカスを当ててみたいと思います。なにせ、「iLoud」はミュージシャンのための本格的なポータブルスピーカーであることが大きな売りですからね。

ということで、ギターをシールドで接続すれば、それだけでギターアンプに早変わり・・・となれば良いのですが、実際はギターやマイクコードを接続しただけでは音が出ないのです。

iLoud本体に内蔵されているiRig回路とiOSデバイスのアプリ(AmpliTubeなど)と組み合わせによって初めてギターの音が出る仕組みになっています。

iRigとは

iRig – Guitar interface adapter for iPad, iPhone, and iPod touch.

iRigは、IK Multimediaが2012年に発売したiOSデバイス向けのギター・ベース接続用インターフェース単体のことをさすのが一般的。ちなみに、開発元の直販価格は2014年4月現在29.99ユーロ。国内では4,000円程度で購入可能です。

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iPadやiPhoneのiOSデバイスのヘッドホン端子にiRigを接続。iRigのギター端子にギターをシールド接続すると、ギターのピックアップからの信号をiPadに送り、AmpliTubeアプリによって加工増幅されたモデリングサウンドがiRigのステレオミニ端子に出力されるという仕組み。ステレオミニ端子ににヘッドホンや外部接続可能なスピーカーを接続すれば、自分のギタープレイをモニタリング可能です。

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iPadとAmpliTubeアプリの組み合わせが基本的に担うのが、ギターアンプシミュレーターとマルチエフェクター。リアルなアンプやエフェクターを使わずともiPadとiRigだけで本格的なギターサウンドが構築できるのです。

ちなみに、AmpliTubeはアプリ内購入に対応しており、高くて手が出ない老舗ブランドのアンプを1,500円程度、単体で数千円以上するエフェクターを300円程度の手ごろな価格購入が可能です。また、マルチトラックレコーダーやリズムマシンなども追加可能で驚くほどですが、全部そろえると結構なお値段になることを覚悟しておく必要があります。

これ以上、AmpliTubeの詳細を紹介するのは趣旨と異なるのでこの辺で。ギターを弾く人ならオフィシャルサイトの動画を見てみてください。何ができるのかがよくわかりますので。

【参考】・AmpliTube for iPhone/iPod touch

(次のページに続きます)

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