フロンティアファクトリーさんのご厚意により、米KlipschブランドのBluetoothスピーカー「GiG」を試用させていただきましたのでレビューをお届けしたいと思います。
昨年12月にフロンティアファクトリーさん主催の製品発表会で短時間ながら「GiG」の実機に触れることができたので、簡単なフォトレビューをお届けしましたが、今回は腰を据えて使い込んでいますので、評価も厳しくいきたいと思います。
ちなみに、厳しくと言っておいてなんですが、このスピーカー、ただ者ではありません。同等のサイズのB社のアレよりも来ているかも…。
ということで、今回は製品の概要とパッケージ内容、本体外観などをB社のアレと比較しつつお届けしたいと思います。
なお、レビューで紹介している製品がパッケージや同梱物含め、国内向けに販売されるものと異なる可能性もあることをあらかじめご承知おきください。
Klipschとは
1946年に米アーカンソー州で誕生したコンシューマー向けスピーカー・ブランドが”Klipsch Audio Technologies”。クリプシュと読みます。創業者であるPaul W. Klipschさんは著名な物理学者としても知られており、ニューヨーク大学にはニュートンやアインシュタインと並んで彼の銅像が建立されているとか。
「最も素晴らしいスピーカーの一つ」と言われている『クリプシュホーン』は、世界で唯一半世紀以上にも渡って作り続けられています。全米の劇場で採用されているスピーカーではNo.1のシェアを誇り、ハードロック・カフェでは公式スピーカーとして指定されているそうです。
日本では楕円形のシリコンチップが特徴的なインナーイヤータイプのBAドライバー搭載イヤホン「Imageシリーズ」が有名。フロンティアファクトリーがKlipsch製品の日本総代理店をしています。
Klipsch GiGとは
「GiG」は2013年12月18日に国内発売されたバッテリー内蔵の持ち運び可能なBluetoothスピーカー。価格はオープンで市場予想価格は税別19,800円前後となっています。
ちなみに、KlipschブランドのBluetoothスピーカーの日本上陸は、「KMC1」「KMC3」に続く3製品目。「GiG」はKMCシリーズよりもコンパクトながら、2.5cmのフルレンジスピーカーと5.1cmのバスラジエーターをぞれぞれ2基搭載した、圧倒的な重低音とブレのない澄んだ音質が売りとなっています。
交換可能なボディケースバンドを動かすと縦置きも可能。高音質コーデック(apt-X/AAC)やNFCによるペアリング、ライン入力にも対応。バッテリー内蔵で通常音量時で12時間の連続利用が可能。バックに入れて、出張先、旅行先、パーティー等、いつでもどこでも高音質なサウンドを持ち歩けるとしています。
GiGの主な仕様
スピーカー/出力 | 5W(2.5cm)フルレンジドライバー×2、定格出力20W |
エンクロージャー | パッシブラジエーター型(5.1cmバスラジエーター搭載) |
周波数特性 | 77Hz-20KHz |
入力 | Bluetooth(aptX / AAC)、3.5mmステレオミニジャック、NFC |
電源 | 100vコンセント/リチウムイオンバッテリー内蔵 |
最大出力 | 96dB (近距離0.5m) |
バッテリー駆動時間 | 通常の音量で12時間、最大音量で4時間 |
重量 | 600g |
本体寸法 | 高さ9.1cm,横17.8cm,奥行5.3cm |
カラー | ブラック/ホワイト |
付属品 | 日本語マニュアル、保証書、充電器兼用AC電源、3.5mmステレオケーブル本体用布袋、AC電源用布袋 |
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