オーディオテクニカは、スマートフォンやポータブルプレーヤーなどのBluetooth機能を利用したワイヤレスヘッドセットのニーズが高まっているとして、手持ちのヘッドホンをワイヤレス化し高音質で楽しめるポータブルヘッドホンアンプ「AT-PHA50BT」、重低音再生ヘッドホン「SOLID BASS」シリーズ、スポーツ用新ラインナップ「SONICSPORT」シリーズ、シチュエーションに応じて使えるワイヤレスステレオヘッドセットなど、計5製品を発表しました。
AT-PHA50BT ワイヤレスヘッドホンアンプ
高い音響性能を凝縮し再生も通話もワイヤレスでこなすBluetooth専用ポータブルヘッドホンアンプ。11月14日発売。価格はオープンで店頭予想価格は12,000円~13,000円程度。
AT-PHA50BTの主な特長
- 優れた駆動力で力強いサウンドを放つ50mW+50mWの高出力ヘッドホンアンプ。
- オーディオ信号ラインと電源部にフィルムコンデンサを配置、高域特性を改善し高解像度再生。
- 楽曲や好みに合わせて音質を切り換えられる4種類のエフェクトモード(AM3D)。
- 日本語楽曲タイトル、着信電話番号、電池残量などの情報を表示できる有機ELディスプレイ。
- 圧縮ロスの少ない高音質aptXや音質劣化を抑制するAACコーデックに対応。
- ロータリーボリューム部にはALPS社製エンコーダーを採用し高いユーザビリティを確保。
- A2DP対応機器での音楽再生やHFP/HSP対応機器での通話をハンズフリーで楽しめる。
- スマートフォンの発着信履歴にアクセスし、本製品から電話発信できるPBAPに対応。
- ワンセグ音声がワイヤレスで聴けるSCMS-T対応。
- マルチペアリング対応により最大8台までの機器登録が可能。
AT-PHA50BTの主な仕様
●通信仕様 | |
通信方式 | Bluetooth標準規格Ver.3.0準拠 |
出力 | Bluetooth標準規格Power Class2 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP AVRCP HFP HSP PBAP |
対応コーディック | SBC/aptX/AAC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 |
伝送帯域 | 20~20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) |
●本体部 | |
出力端子 | φ3.5mmステレオミニジャック |
電源 | DC3.7Vリチウムポリマー充電池(内蔵式) |
充電端子 | micro USB |
充電時間 | 約3時間 |
使用可能時間 | 連続通信(音楽再生時):約8時間 |
連続待ち受け:最大約100時間 | |
外形寸法(突起部除く) | H69×W39.6×D10.3mm |
質量 | 約29g |
使用温度範囲 | 5~40℃ |
表示部 | 有機EL(単色) |
ATH-WS99BT ワイヤレスステレオヘッドセット
大口径ドライバーで深みのある重低音再生を実現、高音質コーデックに対応した“SOLID BASSワイヤレス”。11月21日発売。価格はオープンで店頭予想価格は28,000円前後。
ATH-WS99BTの主な特長
- 堅牢なアルミ二ウム採用の新設計エクストラチャンバーメカニズムで音響密度を高め、締まりのある低域を実現。
- 音響部と電気部を独立させるアイソレーション設計で大口径ドライバーの性能を最大限に発揮。
- ハウジング中央にラウンドベースダクトを配置し低音特性を向上。
- 再生遅延が生じにくい高音質aptXや音質劣化の少ないAACコーデックに対応。
- 豊かな低音再生を実現する高音質ヘッドホンアンプ内蔵。
- HFP/HSP対応機器での通話もハンズフリーで楽しめる。
- ワンセグ音声がワイヤレスで聴けるSCMS-T対応。
- マルチペアリング対応により最大8台までの機器登録。
- 厚みのある低反発イヤパッドで低音を逃がさず高い装着感を実現。
- スマートフォン用コード付属で有線接続での音楽再生や通話操作が可能。
ATH-WS99BTの主な仕様
●通信仕様 | |
通信方式 | Bluetooth標準規格Ver.3.0+EDR準拠 |
出力 | Bluetooth標準規格Power Class2 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP AVRCP HFP HSP |
対応コーディック | SBC/aptX/AAC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 |
●ヘッドホン部 | |
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ53mm |
出力音圧レベル | 105dB/mW |
再生周波数帯域 | 8~26,000Hz |
伝送帯域 | 20~20,000Hz |
インピーダンス | 37Ω |
入力端子 | φ3.5mmステレオミニジャック |
電源 | DC3.7Vリチウムポリマー充電池(内蔵式) |
充電時間 | 約3時間 |
使用可能時間* | 連続通信(音楽再生時):6時間以上 |
連続待ち受け:最大約200時間 | |
質量(コード除く) | 約275g |
ATH-CKS77XBT ワイヤレスステレオヘッドセット
劇的な重低音と通話を楽しむウェアラブルネックスタイル、高音質コーデックに対応した“SOLID BASSワイヤレス”。11月21日発売。価格はオープンで店頭予想価格は15,000円前後。
ATH-CKS77XBTの主な特長
- 大きな音響容積と密度を高めキレのある重低音を放つ堅牢なアルミニウム採用のエクストラチャンバーメカニズム機構。
- ハウジング上部に専用設計の チャンバー(空気室) を用意。密度を高めた大きな音響容積により、奥行きとキレのある重低音を実現します。
- 高い遮音性と優れたフィット感を両立する2ポジションポスト。
- 好みに合わせた装着が選べるイヤピースの2段階調整機構。しっかりフィットして音漏れを防ぎ、低域表現を向上します。
- 巧みな精密プレス加工に加え、マグネットの磁束密度を向上させたCKS77XBT専用の強磁力ドライバーでクリアな中高域再生。
- 再生遅延が生じにくい高音質aptXや音質劣化の少ないAACコーデックに対応。
- 豊かな低音再生を実現する高音質ヘッドホンアンプ内蔵。
- HFP/HSP対応機器での通話もハンズフリーで楽しめる。
- ワンセグ音声がワイヤレスで聴けるSCMS-T対応。
- マルチペアリング対応により最大8台までの機器登録。
ATH-CKS77XBTの主な仕様
●通信仕様 | |
通信方式 | Bluetooth標準規格Ver.3.0+EDR準拠 |
出力 | Bluetooth標準規格Power Class2 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP AVRCP HFP HSP |
対応コーディック | SBC/aptX/AAC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 |
●ヘッドホン部 | |
型式 | ダイナミック型 |
ドライバー | φ12.5mm |
出力音圧レベル | 106dB/mW |
再生周波数帯域 | 2~25,000Hz |
伝送帯域 | 20~20,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
電源 | DC3.7Vリチウムポリマー充電池(内蔵式) |
充電時間 | 約3時間 |
使用可能時間 | 連続通信(音楽再生時):5時間以上 |
連続待ち受け:最大約200時間 | |
質量(コード除く) | 約30g |
ATH-CKS55XBT ワイヤレスステレオヘッドセット
劇的な重低音と通話を楽しむウェアラブルネックスタイル、爽快なサウンドを実現する“SOLID BASSワイヤレス”。11月21日発売。価格はオープンで店頭予想価格は9,000円前後。
ATH-CKS55XBTの主な特長
- 大きな音響容積と密度を高めキレのある重低音を放つエクストラチャンバーメカニズム機構。
- ハウジング上部に専用設計の チャンバー(空気室) を用意。密度を高めた大きな音響容積により、奥行きとキレのある重低音を実現します。
- 高い遮音性と優れたフィット感を両立する2ポジションポスト。
- 好みに合わせた装着が選べるイヤピースの2段階調整機構。しっかりフィットして音漏れを防ぎ、低域表現を向上します。
- 巧みな精密プレス加工を施した新開発φ12.5mmドライバーで爽快な再生音。
- 豊かな低音再生を実現する高音質ヘッドホンアンプ内蔵。
- HFP/HSP対応機器での通話もハンズフリーで楽しめる。
- ワンセグ音声がワイヤレスで聴けるSCMS-T対応。
- マルチペアリング対応により最大8台までの機器登録。
ATH-CKS55XBTの主な仕様
●通信仕様 | |
通信方式 | Bluetooth標準規格Ver.3.0+EDR準拠 |
出力 | Bluetooth標準規格Power Class2 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP AVRCP HFP HSP |
対応コーディック | SBC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 |
●ヘッドホン部 | |
型式 | ダイナミック型 |
ドライバー | φ12.5mm |
出力音圧レベル | 105dB/mW |
再生周波数帯域 | 5~24,000Hz |
伝送帯域 | 20~20,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
電源 | DC3.7Vリチウムポリマー充電池(内蔵式) |
充電時間* | 約3時間 |
使用可能時間* | 連続通信(音楽再生時):5時間以上 |
連続待ち受け:最大約200時間 | |
質量(コード除く) | 約27g |
ATH-SPORT4 ワイヤレスステレオヘッドセット
快適なリスニングを追求した“耳に着けるスポーツウェア”、防水仕様の完全一体型ワイヤレスヘッドセット。12月12日発売。価格はオープンで店頭予想価格は13,000円前後。
ATH-SPORT4の主な特長
- 電波干渉による音切れが発生しにくいBluetooth標準規格Ver.3.0準拠。
- スポーツ時に安定した装着感をキープする360°フレキシブルイヤハンガーを採用。
- 本体からコントローラー部まで丸ごと水洗いできるIPX5等級の防水性能。
*IPX5:JIS/IEC保護等級、IPX5相当。水道やシャワー水などで水洗いできます。完全防水ではありません。 - 優れた防水仕様と高音質を両立させる独自音響設計のφ10mmドライバー搭載。
- 激しいエクササイズ中のタッチノイズを軽減する絡みにくいウェーブコード。
- 外部音が聞こえやすいアクティブフィットイヤピース付属。
- インライン・コントローラーでの音楽操作や内蔵マイクでのハンズフリー通話に対応。
ATH-SPORT4の主な仕様
●通信仕様 | |
通信方式 | Bluetooth標準規格Ver.3.0 |
出力 | Bluetooth標準規格Power Class2 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP AVRCP HFP HSP |
対応コーディック | SBC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 |
●ヘッドホン部 | |
型式 | ダイナミック型 |
ドライバー | φ10mm |
伝送帯域 | 20~20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) |
電源 | DC3.7Vリチウムポリマー充電池(内蔵式) |
充電端子 | micro USB |
充電時間* | 約3時間 |
使用可能時間 | 連続通信(音楽再生時):4時間 |
連続待ち受け:最大約60時間 | |
外形寸法(片側 コード除く) | H28×W32×D27mm |
コード/質量(イヤピース除く) | 約0.4m/約23g |
ソニーなどと比べると、Bluetooth採用に消極的だったオーテクが一挙にラインナップを拡充してきました。1万円強のポータブルヘッドフォンアンプは小型で持ち運びも楽そう。個人的には水洗いできるスポーツ仕様の「ATH-SPORT4」が気になってます。
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