【レビュー】史上最小のプレステ「PS Vita TV」の音声をBluetoothオーディオで出力

DSC06765

先週(11/14)に発売されたSCEの据え置きゲーム機「PS Vita TV」ですが、携帯ゲーム機「PS Vita」同様、Bluetoothに対応していることは9月の正式発表時にお伝えしたとおり。ちなみに、Bluetooth 2.1+EDR対応でA2DPとAVRCPとHSPとHIDのプロファイルに対応との記載がありました。

上の画像をご覧いただければおわかりの通り、当サイトでも発売当日に「PS Vita TV」を入手。速攻でBluetooth接続を試してみました。Bluetooth機器とのペアリングは携帯ゲーム機「PS Vita」と全く同じです。

DSC06761

接続するBluetooth機器をペアリングモードにしてから、PS Vita TVの設定アプリから「周辺機器>Bluetooth機器」をたどり、リストに表示されたBluetooth機器を選択。

DSC06762

ちなみに、「BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker」とペアリングしてみましたが、製品名が「Bose Mini Sou」しか表示されません。

DSC06763

機器名称を選択して「OK」ボタンを選択すればペアリング完了。名称が短くても特に問題なく接続出来ました。ちなみに、Bluetoothヘッドホンの場合も同様の方法でペアリングします。

ちなみに、携帯ゲーム機「PS Vita」の場合は設定アプリからBluetooth機能のオン・オフが可能ですが、「PS Vita TV」のBluetoothは常に有効みたいです。

DSC06783

ペアリング後は、ゲームアプリはもちろん、「torne」というアプリでネットワーク対応ハードディスクレコーダー「nasne」の録画番組試聴、オンラインの音楽ストリーミングサービス「Music Unlimited」やネットラジオ「radiko」などの音声を、BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホンから出力できました。

DSC06764

ちなみに、音声はBluetooth標準のSBC経由となり、若干の遅延が発生しますが、個人的には十分許容範囲でした。

個人的には、遅延よりも気になったのがソニー「MDR-10RBT」での音声の途切れ。スピーカーでは発生しないのにヘッドホンではちょくちょく途切れるんですよね。「MDR-10RBT」特有の現象なのかと思い、「MDR-1RBT」でも試してみたのですが、やはりそうでした。「MDR-1RBT」では全く途切れません。相性があるんですかね…。

ともあれ、テレビの音声を大きくできない場合など、Bluetoothヘッドホンで大音量で楽しんだり、目の前にBluetoothスピーカーを置いて音声を聞きやすくするなど、色々な楽しみ方ができそうです。

今回の画像に写っているテレビはソニー初の民生用有機ELテレビ「XEL-1」なのですが、音声がかなり貧弱なので低音成分が豊かな「SoundLink Mini Bluetooth speaker」を使うと、画面サイズからは考えられない迫力ある音が楽しめて面白いです。

蛇足ですが、「PS Vita TV」はコントローラーの「PSボタン」長押しでスタンバイモードに移行できますが、スタンバイ状態から「PSボタン」を押し、再び電源を入れてもスピーカーやヘッドホンには勝手に接続してくれませんでした。そのような場合は、PS Vita TV側が電源オン状態で、Bluetoothオーディオ機器側の電源を一度オフにして、電源を入れ直せば勝手に接続してくれます。ご参考まで。

PlayStation Vita TV Value Pack (VTE-1000AA01)

PlayStation Vita TV (VTE-1000AB01)

【関連リンク】
携帯から据置へ変身!~「PlayStation Vita TV」はリビングエンターテイメントの一翼を担えるか?
PS Vita TVの実力は? 圧巻の操作性と画質の物足りなさ

コメント

タイトルとURLをコピーしました