Lyric speaker
音楽のデジタル配信の普及浸透により、いつでも気軽に音楽を楽しむことができるようになった一方で、レコードやCDに付属していた歌詞カードの需要が減り、“歌詞をじっくり楽しむ”機会が減少しているとして、クリエイティブエンゲージメントエージェンシー「SIX」主導のプロジェクトチームが“コトバ(歌詞)を楽しむためのプラットフォーム”「Lyric Speaker」を開発。
コトバをインテリアとして楽しむ“ちょっと先の視聴体験”を提案するとして、歌詞を映し出す透過スクリーンを内蔵するBluetoothスピーカーオーディオの製品化に向け、彼らの構想に共感し協業してくれるパートナーを募集中とのこと。
製品コンセプトについては、下記動画を見れば一目瞭然。使われているのはプロトタイプのようですが、インテリアとしての存在感もかなりのもの。
ちなみに、製品化プロジェクトでは以下のようなタイプのスピーカーを構想中だそうです。
01_Projection type
自立式スピーカー内部にプロジェクターを内蔵した、壁に歌詞を照射するタイプ。
02_Wall‐hanging type
巨大なスピーカーに透過型スクリーンを組み合わせた壁掛けタイプ。
03_Holography type
空間に放出された霧状のスクリーンに映像を照射するタイプ。
使い方は簡単で、専用アプリをダウンロードして「Lyric Speaker」と連携させるだけ。スピーカー一体型の美しい透過スクリーンが、生き生きとアーティストのコトバたちを映し出すとか。
ユニークなプロジェクトだと思います。賛同パートナーが増えて、製品化が実現すると良いですね。
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