音質評価

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自分の目の前40〜50cm程度の場所に設置し、手持ちのiPadやXperia Z Ultraで検証してみましたが、昨今トレンドになっているパッシブラジエターを搭載していないこともあり、ノーマル(イコライザーオフ)の場合は中高域が前に出てくる、少々尖った堅めの音という印象。

音量が小さい場合と大きい場合、目の前に置いた場合と離れた場所に置いた場合、目の前に置く場合でも上向きか斜め置きかでも微妙に印象が異なります。

ノーマルですら置き方と置き場所で音が変わるのに、プリセットの3Dサウンドを使うことでさらにバリエーション豊かなサウンドが楽しめるのがSync by 50の大きな魅力と言えそうです。

繰り返しになりますが、プリセットの3Dサウンドは以下のように4種あります。

eXTX:アコースティッククロストーク除去技術に基づいて、よりワイドで 豊富なサラウンドサウンドイメージを提供。

ライブ:自然でソフトな3Dサウンドフィールド効果を提供し、ライブパフ ォーマンスのような音をシュミレーション

ワイド:メインボーカルと中心となる楽器音をよりワイドに拡張したパノラミックな3Dオーディオイメージを提供

MEX:ワイドステレオサウンドイメージを提供するだけでなく、低周波サウンドを強化し、リッチでディープな低音を実現

基本的にはお好みまたは置く場所の特性などを考慮して切り換えれば良いと思いますが、個人的にはノーマルで不足している低音をイコライジングで増強し、音場を広げててくれる「MEX」をメインに、音源によって他の3つを切り換える使い方をしています。

他の3つの印象ですが、「eXTX」は低音の量感は増えますがその分ボーカルが引っ込む感じ。「ワイド」は逆にボーカルにダブラーのような効果がかかるようなイメージ。ボーカルを強調したい場合のセッティングでしょうね。「ライブ」はその名の通り残響効果(リバーブ)がかなり増大します。適度の低音も強調され、ライブ会場にいるようなサウンドを楽しめます。

ちなみに、Xperia Z Ultraの場合は、aptX対応なので3Dサウンドが無効になってしまいますが、aptXならではのクリアで解像度の高いサウンドが楽しめました。SBCの状態よりは低音の量感は多めですが、それでも少々物足りなく感じます。

aptX対応機器で3Dサウンドを楽しみたい場合は、3Dサウンドボタンを2-3秒押し続けることで3DまたはaptXモードを任意に切り替え可能です。切り換えると若干音ヤセするような感じになりますが、すぐに慣れると思います。

ということで、ノーマルの場合は物足りないと感じるサウンドも3Dサウンドで好みのサウンドに追い込めるという意味ではとても面白いスピーカーだと思います。

全体的にBeats製品への強いライバル意識を感じますが、ユニークな本体デザインとポーチやケーブルのオリジナリティーなど、50centというアーティストのセンス溢れるプロダクツと言えましょう。

3Dサウンドにより、音楽だけでなく、ネットラジオや動画の音声再生にも使えるオールラウンダーな性能も魅力です。使う人の個性演出にも一役買ってくれそうな「Sync by 50」。選択する人のセンスが問われる一品です。

最後になりますが、今回実機を試用させていただく機会をくださったモダニティ関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

【関連リンク】
SYNC by 50 Bluetooth Speaker(MODERNITY)
SYNC by 50 – Portable Wireless Speaker with Bluetooth(SMS Audio本家)
モダニティ、NFC・apt-X対応のSMS Audio製Bluetoothスピーカー「SYNC by 50」を国内販売(当サイト)
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