【レビュー】Amazonベーシック ポータブルBluetoothスピーカーミニ「BTV2」を試す〜音質評価編

スピーカー

音質評価

出力はたったの3Wですが、7割ぐらいのボリュームで最も実力を発揮する印象。手のひらサイズから想像つかない結構な音量です。最大音量付近も音割れもほとんどありません。ちなみに、取説には50%程度の音量設定がオススメと記載がありました。

音質は、BTV1同様、基本的には「クセのない素直な音」。中高域がバランス良く鳴っている印象。パッシブラジエターが無いのでズンと響くような低域はあまり期待できませんが、それでもかなり頑張っていると思います。

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パッシブラジエター搭載のBTV1やTDK A12と比較すると、低音の量感はかなわないですが、低音のオブラートがかからない分、高域がクリアになり、ラジオやテレビの音声が聞き取りやすいと感じました。

AAC対応では無いですが、DiXiMなどiOSデバイス対応動画アプリの音声遅延はほとんど気にならないレベル。ソニーのnasneなど、ネットワーク対応レコーダーの録画やリアルタイム視聴(ライブチューナー)でも遅れも軽微でとても快適。AAC対応のBTV1と比べても遜色ありません。

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ちなみに、横置きがデフォルトですが、BTV1同様、縦置きでもいけます。スイッチやボタンのない左側面を下にしますが、モノラルスピーカーですし、サイズがサイズなので縦置きでも横置きでも音質はほとんど変わりません。

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総合評価

筐体が小型で軽量なので、持ち運びがとにかく楽です。BTV1は持ち歩く気がしませんが、BTV2は全然OK。いつもカバンに忍ばせておきたい感じ。

NFCには非対応ですが、バッテリー残量表示可能という点で、AndroidよりはiPhoneやiPadなどのiOSデバイスとの方が相性が良いと思います。

再生領域的には、高域から中域が中心になるので、ライトなBGM用途はもちろんですが、動画やテレビ、ネットラジオの再生用スピーカーとしての利用を強くオススメしたいです。

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価格についてですが、税込2,646円で入手できた自分にとってはコスパが高く感じましたが、正式発売時は税込3,690円と約1,000円値上げされたので、微妙になってしまったところがあります。

ところが、本レビュー執筆時の7/15には税込3,197円にまで値下げされていました。TDK A12の実売5千円台後半と比べれば、安いのですが、機能差も多く、単純比較は難しいです。再度、2,000円台に突入すれば自信を持ってオススメしたいところです。

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