【レビュー】ハンファQセルズジャパンの防沫Bluetoothスピーカー「HS-BWS001」を試す

スピーカー

音質評価

通常使用の場合、机の上に吸盤無しで上向きに設置して試してみました。中域中心ですが、意外に低音も出ています。パッシブラジエターこそ非搭載ですが設置面が振動スピーカーのような役割を果たしているのかもしれません。高音は少々物足りないですが、ローファイというほどでも無いです。ネットラジオや動画の音声再生なら許容範囲。

hs-bws001_12

浴室では設置場所によって音質がガラッと変わります。我が家はユニットバスですが、壁面に吸着すると箱鳴りのような効果が生まれて低音の量感が格段にアップします。反響効果も手伝って、音の抜けも良くなる印象。

なお、繰り返しになりますが、「HS-BWS001」は防水ではなく防沫対応な点に注意しましょう。水没はもってのほかですが、バシャバシャと水がかかる場所での使用もキケンです。吸盤を使う場合は取り付け位置も注意です。

hs-bws001_13

ちなみに、普段使いの場合でも、付属の吸盤を活用すると、普段は設置できないような場所に取り付けが可能です。しかも、相手側の素材や状況などによって音質も変化します。そうした変化がこの手のスピーカーの楽しさかもしれません。

個人的に気になった点は、大音量時の振動と音割れ。スペック上では最大2W出力なのですが、音楽再生時は7-8割の音量でもスピーカーの振動で本体が振動して暴れ(勝手に動いてしまい)ますので要注意です。

防水スマホとの組み合わせなどが良い例ですが、「HS-BWS001」は普通に使うよりは、浴室などの特殊なシチュエーションで使う方が便利です。キッチンまわりやベランダで洗濯物を干したり取り込んだりしている時などにも便利そう。

個人的には、音楽BGMに浸りながら、また動画やテレビを見ながらの半身浴などがベストな使い方かなと思ってます。Xperia Z Ultraで検証してみましたが、SBCながら動画の音声遅延もほとんど気になりませんでした。

この内容で7-8千円なら考えますが、期間限定ながらこの内容で2,480円なら大満足。というか、Bluetoothスピーカーで2,000円台はなかなか無いですよね。ということで、バスタイムのお伴にお一ついかがでしょう。

参考までに、TDK LoRの「TW233」と日立マクセル「MXSP-BTW100」とのスペック比較表を作ってみました。NFCなどのトレンドは非対応ですが、値段を考えると頑張っていると思います。

hikaku

最後になりますが、同機の試用機会を与えてくださったハンファQセルズジャパン関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

[amazonjs asin=”B00I97V3OS” locale=”JP” title=”Hanwha Bluetooth 防水 オーディオ スピーカー ホワイト Bluetooth3.0IPX4 HS-BWS001-W”]

コメント

タイトルとURLをコピーしました