【レビュー】ギターアンプにもなるBluetoothスピーカー「IK Multimedia iLoud」を試す~基本操作・Bluetooth機能評価編

スピーカー

BluetoothスピーカーとしてのiLoudの音質評価

SONY DSC

ペアリングしたiPadやXperia Z Ultra経由で、様々な音楽を再生して聞き比べてみました。MP3 196kやMusic UnlimitedのAAC 256kなど、基本は圧縮音源を使用。最近はダフトパンクの「Get Lucky」などをリファレンス音源にする事が多いです。

リビングのテレビの前に置き2m強離れたソファーから、また、机の上で目の前40~50cm程度のニア・フィールドなどでも試してみました。ボリュームのレベルが確認できないため、正確な音量はわかりませんが、近所迷惑にならない程度にそこそこの音量にしています。

自分は低音を評価する際に、ベースとドラムスの音に注目します。リズム楽器のグルーブ、特にベースラインが聞き取れるかを重視することが多いです。しっかりとしたリズムの上でこそ、ギターやキーボードのアンサンブルも生きてくると思ってるもので。

そういう意味では、iLoudのサウンドは優秀だと思います。複雑に動くベースが印象的な曲などでもしっかりとラインが聞き取れるし、バスドラとベースの絡みも自然。リズム体の絡みも気持ちよいですが、ギターアンプとしても使えるスピーカーだけあって、ギターやベースの弦の音も美しいです。

今時のポータブルBluetoothスピーカーより大きな筐体と4chスピーカーゆえ、ニアフィールドでは音の分離感はかなりのもの。ただ、2m以上離れるとステレオ感は少なくなってしまいますね。

それと、40Wのパワーは伊達じゃないですね。怖くてとてもマックスにはできないのですが、かなりうるさく感じるレベルまであげても全く破綻は無いです。また、かなり音量がかなり小さい場合でもしっかりと低音が聞き取れます。

なお、背面に壁面がある場合や置く場所によっては、いわゆるバッフル効果で低音の鳴りも変わります。色々と置き場所を変えて音の変化を楽しめるのがバッテリー駆動のBluetoothスピーカーの醍醐味ですね。

iloud_bt0

NFCや高音質コーデックサポートなど、最近のポータブルBluetoothスピーカーのトレンドはおさえられていませんが、総合出力40Wのパワーと、2ウェイスピーカー採用による高音から低音までバランス良い音響特性が最大の魅力でしょう。

2台同時接続もさりげに便利。後日レビューするiRig機能を使うにはiOS端末との連携が必要になりますが、Xperia Z Ultraのように、Android端末の方が動画やネットラジオが高音質で楽しめるケースもあるので、複数の機器を持っている場合は色々試してみて、使い分けると楽しいと思います。

次回はBluetoothスピーカーとしてではなく、ギターアンプとしてのiLoudを評価してみたいと思います。

[amazonjs asin=”B00GBLFZ48″ locale=”JP” title=”IK Multimedia / アイケーマルチメディア iLoud ポータブルスピーカー Bluetooth対応”]
[amazonjs asin=”B00GHMCNLE” locale=”JP” title=”IK Multimedia Bluetooth対応ワイヤレスポータブルスピーカーIK Multimedia iLoud IKM-OT-000025″]

【関連リンク】
IK Multimedia | iLoud – Portable personal studio monitor
IK Multimedia iLoud 製品ページ(フォーカルポイント)
Amazon直営店:IK Multimedia iLoud 商品購入ページ
楽天市場直営店:IK Multimedia iLoud 商品購入ページ
Yahoo!ショッピング直営店:IK Multimedia iLoud 商品購入ページ

コメント

タイトルとURLをコピーしました