【レビュー】ボディケースバンドで縦横自由に設置可能なBluetoothスピーカー「Klipsch GiG」を試す~基本操作・音質評価編

スピーカー

置き方で変化する音質

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筐体サイズやボリューム感、価格が非常に近い、BOSE SoundLink Mini Bluetooth speakerと聞きくらべながら、音質について評価してみます。

GiGの音質はクリアでクセのないモニター音質。SoundLink Miniのような強烈な低音は出ませんが、上から下までバランスの良く鳴っている印象。SoundLink Miniでは独自チューニングが施された低音のカゲに消えてしまう中高域の音もしっかり出ています。

うるさいと感じるぐらいにボリュームを上げても音割れしないのも良いです。SoundLink miniは小音量だと低音が強すぎてバランスが悪いのですが、GiGは小音量でもバランス良く聞かせてくれます。

ちなみに、ボリュームを上げればあげるほど低音のパワーが増大する印象を受けました。GiGで迫力のある低音が楽しみたい場合はボリューム大きめが基本です。

一般的な音楽再生以外のソースも色々試してみましたが、ラジオ、動画等、ソースを選ばず、オールマイティーに高音から低音まで実にバランス良く鳴らしてくれます。

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また、GiGはボディーケースバンドを動かすことで通常の横置きスタイルからから縦置きスタイルで音楽を楽しむことができます。

GiGの本体は非常にコンパクトですが、一応フルレンジスピーカー2基でステレオサウンドを再生しますので、自分の真正面などにGiGを置いて使う場合は横置きの方が、少ないながらも立体的な音響効果が楽しめるはずです。

また、横置きの方がコントロールリングやNFCのタッチポイントにアクセスしやすいです。

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縦置きの場合は、スピーカーが上向きになるため指向性が変化。横置きの時よりも拡がりが生まれ、リスニングポイントが離れても快適に音楽が楽しめると思います。

NFC接続の手軽さ、apt-Xサポート、12時間のロングバッテリーライフ、コントロールリングの使いやすさ、ハンズフリー通話対応など、いずれもライバル製品に無い機能であり、大きな魅力になっていると感じました。

別売のボディーケースバンドでデザインにアクセントを付けられるのもさらなる魅力です。

個人的には、再接続のクセが少々気になるモノの、近いサイズで同価格帯のスピーカーの中では頭1つ飛び抜けたの実力を持っていると思いました。

BOSE SoundLink Mini Bluetooth speakerの購入を検討している人にこそGiGの音を聞いてもらいたいです。

最後になりますが、「Klipsch GiG」の実機の試用機会をくださったフロンティアファクトリー関係者の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

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【関連リンク】
GiG | Klipsch.jp
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