【レビュー】ポケットサイズで防塵防水NFC対応のBluetoothスピーカーTDK「TREK A26」を試す~基本操作・音質評価編

スピーカー

ペアリングする

TREK A26は、一般的なBluetoothオーディオ製品に採用されている方法によるペアリングに加えNFC機能を使ったペアリングも可能です。

一般的なペアリング

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1.本体の電源を入れます(主電源&上面の電源両方がオン)
2.インジケーターが青く点滅するまでBluetoothボタンを長押し(約3秒)
3.ペアリングする機器側に表示されるリストから「Trek」を選択(2分以内)
4.接続が成功するとピーとビープ音が鳴り、Bluetoothボタンのインジケーターが青の点灯に変化

ペアリングが完了したら、再生機機側から音楽を再生します。音楽プレイヤーや動画のアプリなどで何らかのソースを再生してみて、TREK A26から音が鳴ればOK。ちなみに、TREK A26はリモコンプロファイル(AVRCP)には非対応のため、プレイヤー側からの操作が必須になりますので注意です。

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初回のペアリングのみ数分ほど時間がかかりますが、2回目以降は(基本的には)自動的に接続してくれます。ちなみに、TDKのBluetoothスピーカーは機種を問わず再接続が非常に速いです。

ペアリング後の不思議な挙動

ペアリング済みの再生機機側のBluetooth機能が有効であれば、TREK A26の(上面にある)電源ボタンを押すだけで、再生機器との接続が自動的に確立。接続が完了するとピポっと音が鳴り、Bluetoothインジケーターが青く点灯します。

ここからが、A33と異なるのですが、TREK A26が再生機器と接続を確立すると、自動的にスマートフォンの音楽プレイヤーが起動し勝手に音楽を再生し始めるのです。ちなみに、iOS7搭載iPhone 5s/iPad miniとAndroid 4.xスマホで試しましたが全く同じ挙動でした。

TREK A26側はリモコンプロファイル(AVRCP)に非対応なので再生キューを送るようなことは無いと思うのですが、とにもかきにも不思議な挙動です。

ということで、TREK A26は、電源を入れると程なくして勝手に音楽を再生するのがデフォルトということのようです。シチュエーションによっては、いきなりスピーカーから音が出てビックリすることもあると思うので注意したいです。

蛇足ですが、直近でストリーミング配信の定額制音楽サービスやインターネットラジオを使っていた場合は、そちらの再生が優先されるようです。

アプリの起動状態によっても挙動が異なるようなので、はっきりとしたことは言えませんが、TREK A26を使う場合は、電源を入れるだけでスマートフォン側が何らかのソースを再生し始めると思っていた方が良いと思います。

NFCを使ったペアリング

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1.本体の電源を入れます(主電源のみでOK)
2.NFC機能を有効にしてあるスマートフォンなどを上面中央のNマーク付近に近づけます。(必ずしもタッチする必要はありません)
3.自動的にペアリングが実施されます。(スマートフォン側で許可が必要な場合もあります)
4.接続が成功するとピーとビープ音が鳴り、Bluetoothボタンのインジケーターが青の点灯に変化します。

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我が家にあるNFC搭載スマートフォンでは、ドコモ「Xperia acro HD(SO-03D)」ではNFCペアリングはできませんでしたが、au「Xperia VL」では可能でした。

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ちなみに、NFCペアリング完了後、再びNマークに近づけると接続が自動的に解除されました。接続が解除された状態から、再びNマークに近づけると接続が自動的に行われます。

以後は、ペアリング済みの機器なら、Nマーク付近への軽いタッチだけで接続と解除を自動的に行えます。

ただ、気になったのはNFC経由は接続が確立するまでに意外に時間がかかること。iPhoneなどのように普通にペアリングした機器は電源を入れるだけでほぼ瞬間的に接続されるのですが、NFCの場合は10数秒程度かかる場合もあります。

NFC対応機器の場合も、ノーマルペアリング同様、先述の通り勝手にコンテンツの再生が始まりますので、微妙に注意が必要です。

(次のページに続きます)

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