【レビュー】Hummer H2が乗っても壊れないBluetoothスピーカーBRAVEN「BRV-1」を試す~基本操作・音質評価編

音質・音量についてのインプレ

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BRV-1のスピーカーは40mmフルレンジを2基に加え、底面部のパッシブ・サブウーファーが低音再生能力アップに一役買っています。アンプ出力はクラスDの3W×2(総合6W)。

6Wって少ないように感じますけど、これが実際に耳にするとかなりの音量。ボリュームマックスでは音割れするかと思ったらソースによっては全く感じないぐらい少なめ。

ゴム足がしっかりしているので、筐体の振動も少なく、小音量から大音量まで実にバランス良く再生してくれます。radiko.jpやTune inなどのラジオアプリとの相性も良く、人のしゃべり声も非常に聞きやすいです。

全体の音質傾向としては、2基のスピーカーが近いためステレオ感は乏しいのですが、高域中心の解像度の高さは注目に値します。SBCとは思えぬクリアで伸びのあるサウンド。

曲によっては中域に埋もれてしまうようですが、サイズからは想像しにくい低音もそこそこ出て驚きます。底面部のパッシブ・サブウーファーの威力でしょうね。

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個人的に、低域についてはドラムスとベースの絡みで生まれるグルーブやベースラインの聞き取りやすさで評価するのですが、サムピングとプル(チョッパー)と指弾きのニュアンスもしっかり聞き分けられます。

BOSE SoundLink Mini Bluetooth speakerの方を先に体験してしまったので、低音再生能力という意味ではあちらほどのインパクトはありませんが、モビリティやタフネスさを含めた総合力という意味ではBRV-1に優位性アリという印象。

スピーカーフォンとしての実力は

iPhone 5sとペアリングした状態で通話のテストをしてみました。スピーカーは目の前50cm程度に設置。

電話がかかってくると音楽は自動的にフェードアウトして一時停止&消音。相手の声もしっかり聞こえます。

先方も声は聞き取りやすいと言ってましたが、バックグラウンドに「ブーン」といううなるような音が聞こえるそうでそれが少し気になるとのことでした。

結論的には通常の会話に全く支障は無いです。ちなみに、通話中はステータスランプが一定の周期で点滅します。

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