DigiFi No.12のBluetooth特集詳細~今後の課題はハイレゾ対応

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DigiFi(デジファイ) No.12 (超高音質ハイレゾDVD-ROM付)

ステレオサウンド社の季刊誌「DigiFi No.12」が11/26に発売になりました。ハイレゾ特集がメインで、ハイレゾ音源収録DVDの付録が目玉ですが、当サイト的に注目したいのはNo.11に続いてフィーチャーされたBluetooth特集。

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今回も「もっと本気でBluetooth!」と題し、AVセンターとBluetoothレシーバーの組み合わせによる音質検証と、とんがったコンセプトのアイテムとして変わり種のBluetooth対応オーディオ製品を紹介しています。前回同様、メイン扱いでなく、ページもモノクロですが、14ページのボリュームで読み応えもなかなか。

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最初の特集では、ヤマハ「RX-A3030」と「YBA-11」、パイオニア「SC-LX87」と「AS-BT200」、マランツの「AV8801」と「RX101」という、3組のAVセンターとBluetoothレシーバーの組み合わせによる音質検証をオーディオ評論家の小原氏が担当。再生プレイヤーにはAK100とiPod touchを使用。

小原氏は今回の検証を通じて、Bluetoothは音が悪いという認識が完全覆ったわけではないものの、だいぶ使えるクオリティになってきたのが偽らざる感想とコメント。また今後の課題はハイレゾデータの伝送への対応とおっしゃってました。

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とんがったアイテムとして紹介されていた製品は、ソニー「GTK-N1BT」「SRS-BTS50」、Olasonic「TW-BT5」、タスカム「CD-200BT」、ヤマハ「NX-P100」、TDK「TW233」、パナソニック「SC-NT10」、Scosche「boomBOTTLE」、ティアック「LP-P1000-CH」「SL-D930」の計10機種。ソニーの「GTK-N1BT」とタスカムのCDプレイヤーとティアックのオーディオシステム2機種以外の大半がポータブルタイプのBluetoothスピーカー。

ちなみに、Olasonic「TW-BT5」をステレオで使うための別売スピーカー「TW-SP5」は2014年春発売予定との記述を発見。ヤマハ「NX-P100」は特集意図からして、USB/DAC機能に関する記述は無かったです。先日当サイトでもレビューしたTDK「TW233」も良い意味で期待を裏切られたと高評価でした。

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Bluetoothとは関係無いですが、昨年話題になったDigiFi No.7の特別付録、OlasonicコラボのUSB/DACデジタルパワーアンプの第2弾の予告も掲載されていました。設計は前モデルと変わってないものの、高音質化のためにパーツを大幅に入れ替え、ボリュームスイッチも追加されています。2014年2月下旬発売の「DigiFi no.13」の特別付録とのことで発売を楽しみに待ちましょう。ちなみに、価格は4,200円だそうです。

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