【レビュー】小型・軽量化で携帯性がアップしたソニーのBluetoothヘッドホン「MDR-10RBT」を試す~設定・音質編

通常のペアリング

NFC非対応のiPhone、iPad、iPod touchなどのiOS端末やBluetooth搭載ポータブルオーディオなどとは、一般的なペアリングを行う必要があります。ちなみに、iPhoneとペアリングする場合の手順は以下の通り。前提としてiPhoneとヘッドホンは1m以内に置いて作業します。

2013-10-29 15.35.02

1.iPhoneのBluetoothを有効にする(設定>Bluetooth>オン)
2.MDR-10RBTの電源ボタンを約7秒長押しして離す(指を離したあとランプは青赤の交互点滅)
3.iPhoneのBluetooth設定のデバイス欄に表示された[MDR-10RBT]をタッチ

デバイス名「MDR-10RBT」の右が「接続されました」という表示になれば接続完了。ちなみに、iOS7の場合はコントロールセンターのAirPlayアイコンに「MDR-10RBT」という機種名が表示されます。

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端末によっては3.のあとにパスキー(PINコード)を要求される場合があるのでその場合は「0000」を入力すればOK。

初回のペアリングさえすんでしまえば、基本的に2回目からは互いを認識して自動的に接続するようになります。スマートフォンは電源が入りっぱなしのパターンが多いので、ヘッドホンの電源を入れた場合に自動的に接続されるという流れが一般的かもしれません。

基本的にと言ったのは、複数の機器とペアリングした時や、その順番によって挙動が異なるからです。詳しくは書きませんが、機器によっては.iPhoneのBluetooth設定のデバイス欄の機器名を再度タッチする必要が出てくる場合もあります。

ペアリングそのものは特に難しいものでは無いのですが、複数の機器とペアリングして運用する場合に、こうしたイレギュラーな手続きが必要になる場合がでてきていまうのが少々ややこしいと感じます。

NFCの場合は接続のための手続き(手順)を正しく、しかもワンタッチで行うため、ほぼ確実に接続や接続解除を行えるのが大きなメリットかもしれません。ただ、NFCも手続きを自動化しているだけでBluetoothの電波状態によっては接続ができないケースも出てくるので完璧を求めるのは難しいかもしれません。

ともあれ、ペアリングさえすんでしまえば快適なワイヤレスオーディオライフを堪能できるようになります。

マルチポイント接続について

ウォークマンなど、Blutooth対応音楽プレーヤーで音楽を再生しながら、別のBluetooth対応スマートフォンや携帯電話で通話をしたいときは、音楽再生機器をA2DPで、スマートフォンや携帯電話をHFPまたはHSPで「MDR-10RBT」と接続します。これをマルチポイント接続と言います。

AndroidはBluetooth設定でA2DPとHSP/HFPを任意に有効(無効)化できるため、Android端末2台でも同様の接続ができますが、iPhoneにはその機能が無いため、AndroidスマホとiPhoneのような組み合わせになると少々やっかい。

どうしても接続したいという人はオンラインのヘルプマニュアルをご覧いただくのが良いでしょう。>AndroidスマートフォンとiPhoneをマルチポイント接続する

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(次のページに続きます)

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