Bluetooth市場に関するTSRアナリストのレポート~Blueoothスピーカーは2018年に1億3550万台に達すると予測

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Bluetooth/WiFi市場編●スマホとの連携機能で市場拡大、ヘルスケアや自動車にも浸透へ

日経BP半導体リサーチのサイトに、BluetoothやWiFiなど、近距離無線通信機能を搭載した機器および半導体チップ・ベンダーの動向についてTSRアシスタントディレクターの丹羽健氏が分析した記事が掲載されてます。WiFiとBluetoothのそれぞれについて、搭載機器市場の動向と今後の展望を解説。以下、個人的に注目した内容です。

・Bluetooth搭載機器市場は拡大を続けており、2013年に26億600万台、2018年には36億7400万台に達すると予測。足元はスマートフォンを含む携帯電話機の比率が高く、2012年には全体の70%を占めた。この比率は2018年には55%まで減り、代わってタブレット端末やノート・パソコン、テレビ、オーディオ用スピーカー、Bluetooth Smart対応の周辺機器などが拡大する見通し

ここにきて大きく伸びているのが、Bluetoothを搭載したオーディオスピーカー市場。市場規模は2012年には1380万台だったが、2013年には5710万台と大幅に増える見通し。2018年には1億3550万台に達すると予測。低価格ポータブルスピーカー市場が急増していることに加えて、サウンドバーのBluetooth対応が進んでいる。この他、携帯型音楽プレーヤやテレビのBluetooth対応も進み始めた。

Bluetooth Smartの市場規模は2012年に660万台で、2013年には約3000万台となる見通し。現状ではフィットネス関連機器が目立つ。今後はパーソナル・ヘルスケア機器やウエアラブル機器(スマートグラスやスマートウオッチ)、テレビ用リモコンなどへの応用が期待される。

・Bluetooth Smartの応用の裾野は広く、電子機器の開発経験を持たない企業も市場に参入している。対応通信モジュールベンダーは、完成品に近い状態のレファレンス・デザインやターンキー・ソリューションを提供することが求められる。こうした応用の広がりを背景に、Bluetooth Smart搭載機器の市場規模は、2018年には3億2720万台まで拡大すると予測。

5年後の2018年、Bluetooth機器全体で36億7400万台、スピーカー市場だけでも1億台規模になるとの予想。5年後もサイトが続けていられるよう、自分自身も頑張らねば…。

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