■接続コード「ASC-1」の詳細判明

レビューでは無いのですが、音源のステレオ音声をモノラルに変換する接続コード「ASC-1」の詳細が判明したのでこちらで紹介しておきます。

「の音」はモノラル標準プラグが入力端子となっていますが、iOS機器をモノラルオーディオに設定した後、この接続コードを介してヘッドフォンジャックに接続することで、外部モノラルスピーカーとして使用できるようになります。

このケーブル、私が試用している試作機ではアルパパさんご自身が半田付けしているのですが、製品版はスピーカーに接続するモノラルケーブル含め、アキバのラジオセンター内に居を構える平方電気謹製になるそうです。

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同社の中村氏はこの道50年の職人さんで、プロのギタリストや放送局が使うケーブルやシールド、コードを製造し多くのプロからの注文があるとのこと。プロ仕様の安心感がうれしいですね。

ちなみに、自分のレビューでは試作機のプラグがゴールドですが、製品版はシルバー、というかクローム?、になるそうです。

■iOSのモノラル切替について

「の音」がiOSデバイス向けスピーカーになった理由の一つがOSレベルでのモノラル再生対応。設定の「アクセシビリティ」にある「聴覚サポート」の「モノラルオーディオ」をオンにすると、左右のチャンネルの音をミックスして出力してくれます。耳に障害がある方にとっても便利な機能ですよね。

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「の音」は基本的に先述の接続コード「ASC-1」をiOSデバイスに接続するだけで、特に問題なく音声の再生ができるのですが、極端に左右にパンしている音がある楽曲などは打ち消し間のようなものが生じて聞きにくくなるケースもあります。

そういう場合にこのアクセシビリティの「モノラルオーディオ」を有効にすると、バランス良く再生されるようになります。ただ、このアクセシビリティにアクセスするのが結構面倒。オンオフスイッチにたどり着くまでが長いんですよね。

そこで、ARUPaPaさん、一念発起してこの辺の機能を手軽に切り替えられるアプリを無償で提供することにしたそうです。ステレオとモノラル切替だけではつまらないんで、アプリの仕様や機能追加についても検討中。

私もオブザーバー的な立場でアプリ開発には意見させていただいてます。こちらはまだまだ調整中なので、8月ぐらいの公開になりそうです。

■「の音」Facebookに組み立て工程解説

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Facebookページもオープンしており、ARUPaPaさんご本人が、「の音」の製作過程を公開なさっています。こうした過程を経て「の音」は一つ一つ手づくりで丁寧に作られているのですね。「の音」の「の」もこんなところから…。

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これぞまさにMADE IN JAPAN。手作り故に一日一台が限界みたいですが、1台でも多く受注できることをお祈りしております。

ということで、オフィシャルサイトで製品情報も公開されて自分も少しほっとしました。あとは週末に東京ビッグサイトで開催される「Hand Made In Japan」でのお披露目を待つばかり。今後の展開含め、楽しみです。

(レビューはもう少し続きます)