一方で、JBL PULSEBRAVEN BRV-1など、正規代理店経由で国内流通しているのにも関わらず販売されているBluetoothスピーカーもちらほら。JBL PULSEは国内で18,000円程度で販売されているのに、RAKUNEWでは送料別の29,090円。BRAVEN BRV-1も国内15,000円程度に対し、21,790円とかなり割高。BRAVEN 650にいたってはリンク先がAmazonですし、国内流通が始まったPUMA SOUNDCHUCKは販売準備中ステイタス。

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言葉悪いですがぼったくりのように見えなくも無い。ということで、ワクワクするBluetoothオーディオの情報が見られる反面、どうにも気持ちが悪かったので思い切ってRAKUNEWに問合せしてみることにしました。

調べてみるとRAKUNEWの本社はなんと埼玉県の越谷にあるではないですか。今の住まいから近い場所にあるのをこれ幸いと、アポを取ってお話聞いてきました。対応してくださったのは、社長の徐楽楽さんと広報担当の眞島さん。事前にメールで送った質問は以下の通り。

Q1.御社で取扱う商品はどのような基準で選ばれるのでしょうか。

Q2.Bluetooth対応の商材が非常に多いですが、日本国内で正規に使用できる“技適”を取得しているもの(=電波法に違反しないもの)を販売なさっていますでしょうか。

Q3.Bluetoothスピーカー「BRAVEN BRV-1」「JBL PULSE」「JayBird BlueBuds X」などは日本国内で正規の販売代理店を通じてすでに流通していますが、そのような場合でも輸入販売を継続している理由をお聞かせください。また、BRAVENの650シリーズなど、御社サイトからAmazonのカートに飛ぶ商材もあります。こちらも何か理由があるのでしょうか。

Q4.「Rebel Speaker」はAmazonでノンブランド品が1,500円程度で販売されており、最近になって家電量販のノジマが自社ブランドで5,000円弱で販売を開始しました。輸入コストがかかっているとはいえ、価格差が激しいのですが、そのような状況下で販売を継続なさっている理由をお聞かせください。

一部、失礼な質問になってしまっているかもしれませんが、大半の商材が日本で手に入らないユニークな製品が多い中、あえて国内流通している商材を取り扱っていらっしゃるのがちょっと不思議に思えたものですから、このような質問をさせていただいた次第です。

徐社長と眞島さんから直接話をお伺いしたところ、取り扱いアイテムは基本的にはRAKUNEWを運営する社員の皆さんがほしいと思う物をチョイスしているそうです。ただ、昨年のオープン以来、膨大な数のアイテムを取り扱っているため、今では製品の情報をある程度機械的に入手し、最終的な取捨選択を人の手で行っているとのことです。

質問2についてもシンプルな回答。技適がとれているものも無いものもありますが、RAKUNEWはあくまで輸入代行という立場なので、技適の有無は重視していないそうです。研究のために買うという人もいるそうですし、そこは購入者側がリスクを追わないといけないところなのでしょう。

同じようなことを聞いている質問3と4の答えも単純。日本で正式に販売される前に取り扱っていた(取り扱いを決めた)からだそうです。確かに、国内で販売が始まったからといって、販売をストップしたり、値段を合わせる必要も無いわけですしね。

ただ、買う側の立場になって考えれば、手数料などで割高になる輸入品を購入する必要は無いので、国内の流通価格に近い価格で販売してもらえたらありがたいですよね。一部のAmazonへの誘導なども一つの施策とのこと。

また、取り扱い項目が膨大すぎて、製品の情報量にばらつきがあったり、日本語がちょっとおかしいところもあったりするのですが、そのあたりについても認識はなさっているようで、鋭意改善していきたいとのことでした。課題は色々あるそうなのですが、今は取り扱い製品情報の追加が最優先なので、国内企業との取引や販売終了、DB更新などのメンテナンスは今後徐々に行っていくとのことでした。

とにもかくにも、社員が欲しいと思ったガジェットを、ASAPで紹介し、輸入代行できるように迅速に動く。それがRAKUNEWのスタイルでありポリシー。ほしい物があったら、1円でも安く買いたい人もいれば、1秒でも速く手に入れたい人もいる。そういう人たちのためのサイトがRAKUNEWなんでしょうね。

ちなみに、同社ではオーディオ以外のBluetoothガジェットも多数取り扱っており、ぐるにゅというグループ購入特典や、話題のBitcoinを使った決済にも対応しています。日経コンピュータ5月29日号の「スマート決済革命ービットコイン発 世界同時進行」ではBitcoinを使った同社の決済の特徴について徐社長が取材を受け内容を紹介しているそうです。

また、iOSとAndroidのRAKUNEWアプリも提供しており、アプリ経由でのお買い物も可能。これがまた洗練された動作をするんですよ。とりあえず、製品画像を眺めているだけでも楽しくなってきます。

RAKUNEW 半歩先の未来が届く通販 (楽ニュー)(iOS版)
半歩先の未来が届く通販RAKUNEW (楽ニュー)(Android版)

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パソコンで見るWebのデザインもとても洗練されていますが、お聞きしてみたところ、裏で動いているシステムもデザインも完全オリジナルの自社開発とのこと。

こうした技術力の源は何だろうと思い訪ねてみたのですが、ひとえに大半がエンジニアという社員のスキルにあるようです。しかも驚いたのは徐社長ご自身がエンジニアであるということ。日本語が堪能だったので、その理由を尋ねてみたところ、日本国内のIT企業でBtoBのシステム開発を長年手がけられていたとのこと。

さらにビックリしたのは、社長自らハードの開発もなさっていたことです。詳細は書けませんが、Bluetooth LEを活用したカギのシステムなのですが、中々思いつかないようなアイデアが盛り込まれているものでした。RAKUNEWで輸入代行しているアイテム以外に、オリジナルのグッズなどの販売も視野に入れていらっしゃんですね。いやー、スゴイ。

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RAKUNEWで取り扱っているのはBluetooth関連製品だけではありませんし、その全貌を確認するまでにはまだまだ相当時間がかかりそうです。アプリの出来含め、サイトのレスポンスがものすごく良いので、色々なものに目移りしてしまうんですよね。

ともあれ、Bluetooth対応オーディオだけに限らず、日本で手に入らない個性的なガジェットが日本語のやりとりだけで手に入るのは新しモノ好きなガジェットマニアにとって嬉しい限り。

実は「Earin」についても直接お会いした時に是非取り扱いをとお願いしていたものです。それが営業日2日もかからず取り扱いをスタートさせたスピードにはただただ驚くばかり。

今後は個人的にもサイトを通じてRAKUNEWさんを応援していきたいと思いましたです。Bluetoothオーディオ絡みのコラボができたら楽しそう…。

ということで、今回は突然の訪問にも関わらず、誠心誠意対応してくださったRAKUNEWの徐社長と広報担当の眞島様にこの場を借りて御礼申し上げます。

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