【レビュー】Olasonic完全読本付録のヘッドホンアンプ搭載Bluetoothユニット「OLA-BT1」を試す〜音質評価編

レシーバー

音質検証

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音質検証は様々な機器の組み合わせで試しました。

音源は、CDとiTunesでリッピングした圧縮音源(AAC or MP3)、Radiko、Music Unlimitedなど。ソースは最近お気に入りの超絶テクニシャンバンドDirty Loopsのデビューアルバム「Loopified」収録のオープニングNo.「Hit Me」。

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再生機器は、iPhone 5s、iPad Air、Xperia Z Ultra、PS VitaなどのBluetooth対応機器以外にソニーCDウォークマンと2006年に発売されたウォークマン専用のBluetoothトランスミッター(VGP-BRM1Dのトランスミッター)の組み合わせなどでも色々試しています。

ヘッドホンもスピーカーも、再生機器にダイレクトに接続した場合と、OLA-BT1経由の場合の音質を比較しました。

ソニー MDR-CD900ST(オーバーヘッド)

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OLA-BT1との相性はとても良い。iPadダイレクトの場合は、全体的にいずれのパートもシャープで堅い印象があるが、OLA-BT1を通すと中低音が適度に持ち上がりバランスが良くなる。「Hit Me」ではドラムの細かなハイハットワークやベースのトリッキーなハンマリングプリング技がはっきり聞き取れるが、全体的な解像感とリバーブなどの残響効果の効き具合は薄れてしまう。

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デノン AH-D600(オーバーヘッド)

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アンプ2基のおかげで音圧(パワー)はググッと増えるが、上のMDR-CD900STと比較して低音成分が増えすぎる印象。iPadへのダイレクト接続に比べ、全体的に音がベタっとする感じがする。「Hit Me」ではシンセのキラキラ感やリズムのタイトさも薄まる。こちらも明らかに奥行き感、残響感が減る。相性は個人的にはあまり良くない印象。

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Klipsch X11i(インナーイヤー)

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今回の検証で初めて使ったが、サイズに似合わぬタイトで力強い中低域にビックリ。OLA-BT1との相性は良い。iPadダイレクトだとシンセやシンバルなど、かなり上の高域が沈み込んでしまう傾向があるが、OLA-BT1を通すと不思議と高域がブーストされ全体のバランスが良くなる。ただ微妙に音割れする傾向があるので要音量調節。残響感はやはり微妙に薄れます。ちなみに、今回のX11iは封を切ったばかりでほとんど慣らしをしていないのでそれが影響しているのかも。

X11i

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ソニー XBA-1(インナーイヤー)

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今回の音源ではiPadダイレクトなら個人的にはX11iよりこちらの方が好み。上から下まで実にバランス良く再生してくれる。コスパの高さを実感。OLA-BT1との相性は悪くないが、不思議と低音の量感が抑えられ、全体的に音がタイトになる(音痩せする)印象。やはり残響効果は薄まる。

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