【レビュー】Olasonic完全読本付録のヘッドホンアンプ搭載Bluetoothユニット「OLA-BT1」を試す〜音質評価編

レシーバー

OLA-BT1の接続・操作方法、電源について

IMG_4004

  1. microUSB端子にPCやモバイルバッテリー等のケーブル&電源を接続&供給します。
  2. パワー/ペアリングボタンの3秒長押しで電源オン。
  3. 初回はここからペアリングモードに突入。LEDが青の速い点滅になるので接続したいスマートフォンやタブレットから「OLA-BT1」を選択してペアリングします。PINコードの入力が必要になる場合は「0000」を入力します。
  4. ペアリング完了後は効果音が鳴りLEDが青く点灯します。

上の画像では単4電池4本分のバッテリー出力が可能なUSB充電器で、新品のアルカリ電池を使用。StereoSound刊HiVi誌付録のUSBショートケーブルにUSB B→microUSB変換アダプターをかませて電源を供給しています。

完全読本にポータブルバッテリーを使った際の音質比較レビューが掲載されているのですが、テスターの鳥居氏のコメントでは、ニッケル水素やマンガンに比べ、アルカリ電池は「音量が上がったかのようなパワフルさで大編成のクラシックもスケール感豊かに楽しめた」との記載がありました。

IMG_3981

大容量リチウムバッテリー搭載充電器も電源にできますが、製品によってペアリング中に給電が停止する現象が発生することがあるとの記述がありました。

上の画像のcheero Power Plusは、まれに十数秒で電源が落ちてしまうことがありました。過電流で回路に制御が働いているのか、理由はよくわかりません。

ちなみに、読本にはモバイルバッテリーは製品によって予想以上に音質の差があり、急速充電可能な大出力タイプが音質的に好ましかったとの記載がありました。

正しく電源を切らなかったばあい、ペアリング情報が失われる場合もあるようなので、モバイルバッテリーを使い場合はある程度時間をかけて検証することをオススメします。

詳細は書きませんが、コンセントに繋ぐタイプのUSB充電器も機種によってはノイズが発生しました。OLA-BT1の場合はノイズをできるだけ減らすためにピュアな電源が期待できるモバイルバッテリーを使うのがベストっぽいです。

LEDの挙動について

OLA-BT1はLEDで動作状態を把握できます。

電源オンオフ時:赤青同時点滅(2-3回程度)
青点灯:Bluetooth機器接続時
青点滅:ペアリングモード
赤点灯:Bluetooth機器非接続時

OLA-BT1の電源を入れたまま接続機器を切り換える方法

パワー/ペアリングボタンの短押し(約1秒)するとペアリングモードになり、LEDが青く点滅するので接続した機器のリストから「OLA-BT1」を選択します。

機器によっては勝手に接続してしまう場合もあります。Xperia Z Ultraなどがそうでした。

上記方法でも接続出来ない場合は、ペアリング情報が失われている可能性があるので、スマートフォンなどの送出機側の登録情報を削除してから再度ペアリングします。

繰り返しになりますが、OLA-BT1が記憶できるペアリング情報は4台までです。

OLA-BT1の基本操作

ola-bt1_kiban_sw

OLA-BT1はAVRCPプロファイルに対応していますが、リモコン操作できるのはボリュームの上下のみ。音楽の再生、(一時)停止、送り、戻しなどは音楽を送出するスマートフォンやタブレット側で行います。

ヘッドホンやスピーカーが歪まないように、スマートフォンなどの送出側のボリュームと、OLA-BT1(のアンプ)のボリュームを適量に調整します。

OLA-BT1はアンプ2基搭載のおかげで、ヘッドホンでもスピーカーでもかなりの出力が期待できますので、OLA-BT1側の音量を大きめにして、スマートフォンなどの送出側で音量を最終調整する方が手元で操作できて便利だと思います。

ちなみに、ソニーのPS Vitaなど、本体のボリュームとOLA-BT1が完全に(リニアで)連動するものもあります。

(次のページに続きます)

コメント

タイトルとURLをコピーしました