CMD5

Clarion Integrates aptX® in new marine models as industry demand for high-quality Bluetooth audio streaming continues to grow

CSR plcは、大手車載音響・情報機器メーカーである米クラリオン社が同社の最新の船舶用エンターテインメント機器3製品に、CSRのコネクティビティ―製品と併せaptX オーディオ・コーデックを搭載したことを発表

CSRのaptXはクラリオンの船舶用音響ユニットの新製品「M704」およびオールインワン型デジタルメディアレシーバー「CMS5」と「CMS2」に搭載され、小型、大型いずれの船舶上でも、ワイヤレスでCDと同等のオーディオ品質を実現。

今回の両社の提携は、様々な業界を通じてaptX技術が次世代の車輛・船舶・鉄道・航空機等の設計において非常に重要な付加価値となっていることを示すものとか。

クラリオン・コーポレーション・オブ・アメリカのマーケティング・製品企画担当バイスプレジデントは、

「人々がモバイル機器への依存度をますます強めていく状況にあって、オーディオ配信システムとしてのBluetoothの重要性はこれまでになく高まっています。誰もが音質の劣化のないストリーミングを求めています。当社は、CDと同等の音質を得ることができるソリューションが存在する以上、それに満たないものを選択する余地はありません。aptXによってBluetooth接続を通じた高品位なステレオ音響が保証されるだけでなく、世界中の人々が手にしているスマートフォンと相互接続できるようになります。現在市場で人気の高いSamsung Galaxy S5やHTC One、Sony Xperia Z1といった端末との互換性を確保できる点からも、aptXを採用したのは必然的な選択でした」

とコメント。車載オーディオの提供手段としてBluetoothがますます重要で普遍的な役割を担うようになる一方、既存の標準コーデックに依拠するだけでは望みうる最高のオーディオ品質や環境をユーザーに提供することは困難だと多くのメーカーが考えるようになったと現状を説明。

いち早くこの課題に対処したaptXコーデックが高音質と低遅延を両立させた無線オーディオの開発に活用できる市場にある唯一のソリューションであると考えており、とりわけ自動車業界では次世代製品の設計にCSRのaptXの採用が相次いでいることから注目度が高まっているとしています。

CSRのビジネスグループ担当シニアバイスプレジデントは、

「aptX技術がまずスマートフォンに幅広く採用されるようになったことで、クラリオンのような主要車載システムメーカーにも、人々の音楽とのかかわり方が、aptXによって広がりをみせていることが認識されるようになりました。当社は、aptX技術を導入したメーカーに将来にわたって、その製品とaptXとの互換性を保証できるよう、現在市販されている幅広い機種のスマートフォンのできる限りすべてをこの規格に対応するものにしていきたいと考えています。今回のクラリオンとの提携は、人々にこれまでにない快適で新しいドライブを体験してもらうという究極の目標の実現に向け、顧客企業が魅力的な車載インフォテインメント環境を創出するような機器を開発するにあたり、これを責任をもって献身的に支えていくという当社の創業以来の決意と姿勢を形にしたものです」

とコメント。CSRのaptXオーディオ技術は、圧縮時にもデータが破損しない非破壊型ソリューションを採用することでBluetoothの帯域幅でオーディオを確実に伝送。音声の全周波数帯域を再現しBluetooth接続を経由してもCDと同等の品質が維持できるためすべての音源をアーティストが意図した通りに再現できるとしています。

CSRは、CSR8350およびCSRC9300を含め、最新の車載向けコネクティビティデバイスの全てにaptXを搭載し、車載用aptXエコシステムの拡大を援護。BlueCore5 MMチップもAEC-Q100に完全準拠しており、次世代以降の車の中でも問題なくaptXによるストリーミングができるとか。

aptX_csr

クルマや船舶用のオーディオに高音質、低遅延のaptXの採用が進んでいるとのことですが、送出側もaptXに対応している必要がある点には注意が必要です。次世代iPhoneが対応すれば普及にも一役買ってくれそうですが…。

ちなみに、aptXは今年2014年に25周年記念を迎えるそうです。結構な歴史があるんですね。