ちなみに、デモで使われたのは大型の「AMPLFi 150」。リハーサルの音出しからして、スゴイ音が出てるなあと思っていたのですが、4つのプリセットサウンドだけでもかなりのインパクト。

昨日採り上げたインタビューでも語られていましたが、「中央のラウド・スピーカーからはドライなディストーション・サウンドだけを出力し、両脇の2ウェイ・スピーカーからはリバーブやディレイのエフェクト音だけをステレオで出力」するなど、5スピーカーの威力が絶大。空間系のエフェクトの2重がけなどにも威力を発揮するとか。

オーディオスピーカーとしての性能のかなりのもの。Bluetooth接続済みのiPadのオーディオプレイヤーで普通に音楽を再生しただけですが、これがまたすごい迫力。ベースやドラムスのバスドラの低音も良く出てます。ギター用のスピーカーがサブウーファーとして機能するからなんでしょうね。

その後、AMPLIFi Remoteアプリのトーンマッチングとトーンエディットの解説に移ったのですが、このあたりから少々雲行きが怪しくなってきます。デモで使っていたiPadのWi-Fiの調子が悪くなってしまい、ネットに繋げない状態になってしまいました。

AMPLIFiは素の状態でもギターアンプとして使えますが、エフェクターやモデリングアンプの切替など、細かいカスタマイズはBluetooth接続したiOSデバイス経由で行います。

トーンマッチングは楽曲に合わせて、ギターのトーンやエフェクター、アンプの設定といった細かい設定(パッチ)を瞬時に反映させる機能で、専用アプリ経由でネットからダウンロード(呼び出)します。

iPadがネットに繋がらないと、パッチが呼び出せず、トーンマッチング機能も使えないということで、デモにならないわけです。デモを実施している店舗が渋谷のど真ん中で、多数のWi-FiやBluetoothの電波が飛び交っているということもあってか、なかなか回復せず、デモが中断状態に…。

困ったのはギタリストの阿部さん。スタッフの皆さんがトラブル解決に奔走する中、阿部さんがそのつなぎとしてデモしてくださったのがギター本体。Line 6の「James Tyler Variax」というギターなんですが、これがすごかった。

amplifi_event_6

見た目はストラトタイプなのに、スイッチ一つでレスポールやテレキャスはもちろん、アコースティック・ギターや、シタールやバンジョーの音が飛び出す不思議なギターなんです。それだけではありません。ノブを回すだけで瞬時にオープンチューニングや全弦半音下げ、はたまた半音上げなどが可能な魔法のギターなのです。

ギタリストな人ならわかると思いますが、Line 6のPODの機能が内蔵されたギターというとわかりやすいでしょうか。表現の幅が一挙に広がる夢のようなギターが「James Tyler Variax」なんですね。欲しくなってしまったのは言うまでもありませんが、韓国製のリーズナブルなモデルでも12-3万ぐらいするようです。興味がある方はオフィシャルサイトや下の動画を是非。

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