オーディオ・ホームシアター展2013で見かけたBluetoothオーディオ製品レポート

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今回、Bluetooth製品の展示で一番わかりやすかったのがパナソニックブース。「くらしに合わせて聴き方が選べる、新しいミュージックスタイル」をキャッチに、スタイル別に同社の製品を凝縮して展示していました。

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しかも、製品の大半がBluetooth対応。イベント初日に発表された、ワイヤレススピーカーシステム2機種「SC-NA10」と「SC-NA30」の実機を拝むことができました。これ、どちらも実物の質感高いです。つまみ一つとっても洗練されていて、何というか、オーディオ~って感じの仕上がりです。

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フラッグシップの「SC-NA30」は電源オンでつまみが使えるようになるギミック。これがなかなかかっこいいんです。Bluetoothスピーカーでトーンコントロール(BASS・TREBLE)があるのも珍しいですよね。2基のパッシブラジエター搭載で低音もかなりの迫力でした。

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コンパクトサイズの「SC-NA10」は、交換可能な専用カバーが大きな特徴ですが、本体の仕上がりもかなりの高級感。右サイドにあるボリュームノブがこれまたオーディオっぽいです。こちらはパッシブラジエター1基ですが、見た目よりも大ぶりなのでそこそこ迫力ありました。LPモードによる長時間再生も大きな売りですね。

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9月下旬に発表された防滴・防塵・耐衝撃・耐温度対応のオールシーズン型Bluetoothスピーカー「SC-NT10」や好みの照明器具が使える天井用Bluetoothスピーカーの展示もありました。天井型はテレビの音声をapt-Xで飛ばすので遅延もごくごく小さいそうです。会場が開場だったので音質についての評価は難しいですが、低音の再生能力は弱いかも。テレビよりはスマホの音楽を飛ばしてBGMにするなどの用途の方がはまりそうです。

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円筒スピーカーが話題のエンサウンドに、現在開発中の製品として「抱っこスピーカー」が展示されていました。バスマットのような、柔らかいシートを円筒形のボディーにしたものでBluetooth対応版もあるのだとか。同社社長の管順一氏がもっているのがそれ。パッと見スピーカーに見えませんが、顔に近い方に8cmのフルレンジのユニットがあります。音を出してもらいましたが、抱っこして聞く時の体感振動がすごかったです。ユニークな製品ですよね。ちなみに、Bluetoothは市販のレシーバーを組み合わせているそうです。価格はBluetooth対応で42,000円とか。

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