【レビュー】BOSE初のBluetoothヘッドホン「Bose AE2w Bluetooth headphones」を試す~設定・音質編

モジュールの充電

完全に充電するには最長で3時間かかります。充電中はバッテリーインジケーターがオレンジ色に点滅し、充電が完了すると緑色に点灯します。

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モジュールは単独でも充電が可能なので、充電している間も付属のケーブルを使ってAE2wをノーマルな有線ヘッドホンとして使うことも可能です。

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ボタンとスイッチの役割

モジュールには以下のボタンやスイッチ、インジケーターが搭載されています。それぞれの役割は以下の通り。

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マルチファンクションボタン

音楽や動画再生操作時
1回押しで再生または停止
2回早押しで次のトラック(2回早押し後の長押しが早送り)
3回早押しで前のトラック(3回早押しの後の長押しで巻き戻し)

通話操作時
1回押しで通話応答または通話終了(キャッチホン応答)
長押しで応答拒否(キャッチホン応答拒否、ボイスコントロール使用等)

このほか、複数機器の操作も可能で、1回押しで1台目の再生を一時停止して2台目の通話に応答、長押しで2台目の通話に応答しないで1台目の再生を再開することなどもできます。

音量(+ー)

上のボタンが「+」で押せばボリュームアップ、下が「ー」で押せばボリュームダウン。iOSデバイスとのペアリング時は連動して15段階で音量の上げ下げが可能でした。

インジケーター

音量ボタンと電源スイッチの間に挟まれているのが、Bluetoothインジケーターとバッテリーインジケーター。

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Bluetoothインジケーターは、紫の点滅がペアリングモード、青の点滅が接続を試みている状態、青の点灯はBluetooth機器と接続されている状態を表します。

バッテリーインジケーターは、緑の点灯で残り時間が7時間~30分。オレンジの点灯で残り30分未満。赤の点滅がすぐに充電せよという警告です。ちなみに、充電時はオレンジの点滅で、充電完了後は緑の点灯になります。

なお、これらのインジケーターは一定の時間が経過すると自動的に消灯するようになっています。消灯後、マルチファンクションボタンや音量ボタンを押すと再び点灯するようになっています。

今回レビューのために、バッテリーが切れるまで検証してみたのですが、連続でなければ7時間以上の再生も可能でした。1~2時間程度は延長できそうです。

また、オレンジ色の点灯から赤の点滅になるまで、想像以上に粘ることを確認しました。ちなみに、赤の点滅になってからは、一定間隔で警告のビープ音が鳴るようになります。

マイク

Bluetoothコントロールモジュールにはマイクが内蔵されているため、装着したまま接続しているスマートフォンの通話が可能。マイクはマルチファンクションボタンの近くにあるスリット内にあるようです。また、このマイクはSiriやGoogle検索などの音声認識アプリにも使用可能だそうです。

マイクの性能について

音質評価は後述しますが、ひとまずここでマイクの性能について言及しておきます。同居人に協力してもらい、普通の通話を試してみました。ちなみに、こちらはiPhone 5sで自宅の自室、相手はXperia VLで屋外。回線はどちらもau(LTE)です。

結果から言いますと、正直芳しくなかったです。普通のトーンでしゃべってみたところ、全然聞こえないと言われました。大きな声でしゃべってようやく聞き取れるレベルとか。口とヘッドホンに手を当ててしゃべってみたら声の通りが良くなったようである程度改善されるようですが、それも何かおかしいですよね。相手が屋外ということもありますが、こちらも屋外だったら、周りの喧噪で聞きにくさがアップする可能性も否めず…。ということで、マイクの性能については過度な期待は禁物かもしれません。

ちなみに、iOS7のSiriはこちらの言うことを認識してくれました。Siriの呼び出しは、iPhoneまたはiPadのホームボタンの長押しですが、ヘッドホンからもマルチファンクションボタンの長押しで可能です。今日の天気は?とかオススメのランチは?みたいな質問もしっかり聞き取ってくれました。

(次のページに続きます)

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