Appleが、iPhone新製品2機種を正式に発表しました。
Apple、iPhone 5s
A7チップ搭載で64ビットデスクトップクラスのアーキテクチャを持つスマートフォン。True Toneフラッシュ付き8MピクセルのiSightカメラ搭載のほか、ホームボタンに指紋認証を組み込んだ「Touch ID」など、新機能を詰め込み。iPhone登場以来最大のアップデートをうたうiOS 7を標準装備。iOS 7は64ビットテクノロジーを利用できるように設計されており、コントロールセンター、通知センター、より向上されたマルチタスキング、AirDrop、より強化された写真機能、Safari、Siri、iTunes Radioなど、何百もの新機能が特長。米国での価格は2年契約で16GBモデルが199ドル、32GBモデルが299ドル、64GBモデルが399ドル。
Apple、iPhone 5c
ブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイト、5つのカラーのポリカーボネート製新ボディデザインが特長。LTEバンド対応でiOS 7搭載。4G LTEやWi-Fiのネット利用で最大10時間のバッテリー駆動時間、4インチRetinaディスプレイ、A6チップ、8MピクセルのiSightカメラなどが基盤。米国での価格は、2年契約で16GBモデル99ドル、32GBモデルが199ドル。
ちなみに、両機種の違いはこんな感じ。
当サイト的に気になるのはワイヤレスオーディオへの対応。両機共に、iPhone 4S/5同様、Bluetooth 4.0搭載という以上の情報は得られません。AACは標準ですが、もはや標準となりつつあるapt-Xへの対応にも期待したいところ。
無線LANは両機共に802.11a/b/g/n(802.11nは2.4GHz/5GHz)との記載。また、対応オーディオフォーマットは、WAV、AIFF、Apple Losslessと従来通り。
Androidも最新OSでBluetooth Smartに対応しますし、廉価版の5cが普及すれば、生活量計や腕時計などのウェアラブルな周辺機器も今以上に市場を賑わせることになるのではないでしょうか。もちろん、引き続き、Bluetoothオーディオ市場の発展にも期待しています。
国内ではついに6000万ユーザーを抱えるドコモの取り扱いが始まることになり、3キャリアをまたいで発売される記念すべき機種になりました。今後のシェア争いが見物です。
個人的にはNFC対応にほのかな期待を寄せていたのですが非採用でした。残念…。今使っているiPhone 4Sがまもなく2年なので、機種変は考えているのですが、iPhone 5に乗り換えるかどうかは3キャリアの秋の新製品動向を確かめてからにします。
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