【レビュー】ポータブルBluetoothスピーカーの革命児「foxL V2 Bluetooth プラチナエディション」を試す~概要・本体編

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コアなBluetoothオーディオファン(そんな人いるのかわかりませんが)なら知らない人はいないはずのポータブルBluetoothスピーカーがsoundmattersの「foxL V2 Bluetooth」。発売から3年以上の製品ですが、こいつを使う機会に恵まれたので簡単ではありますがレビューをお届けしたいと思います。

「foxL V2」とは

「foxL V2」スピーカーは、143×55×35mmで重さ269gというコンパクトさに加え、パッシブラジエター採用でサイズから想像のつかない低音が魅力。3年半ほど前の2010年2月にダンスミュージックレコードが国内で取り扱いを開始してから今まで、口コミを中心に地道ながらもその存在感を維持し続けています。

このスピーカー、物理学者でsoundmatters社の創始者でもあるグンサー博士によって開発されたそうです。博士はNASAでエンジニアとして宇宙開発に携わった後、音楽への情熱が捨てきれずオーディオメーカーを立ち上げ、博士のもつ特許技術を駆使ししつつ改良を重ね製品化したのがfoxLなのだそうです。

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自分がこのスピーカーの存在を知ったのは2010年1月の終わり。ソニ☆モバの「FMラジオとしても使えるBluetoothレシーバー「BT60」の受注スタート」というエントリーの中で気になる存在として取り上げたのが最初。一部のIT系メディアで取り上げられこそしましたが、Phile-webやダンスミュージックレコードの製品ページ以外ではレビューを見かけることはほとんど無く、情報も非常に少なかったです。

その後、正規代理店のgsoundが直販をスタート。Amazon経由での販売を始めたことから、購入した人たちのレビューを見かけるようになったわけですが、これがとにかく高評価。ソニ☆モバの「foxL V2 スピーカーのプラチナエディションが欲しい…」というエントリーに書きましたが、2012年の4月に自分もようやく実機とご対面。22,000円という価格は当時発売されていたBluetoothスピーカーの中でもかなりチャレンジングでしたが、音を実際に耳にすれば値付けも納得でした。

とはいえ、2万円オーバーの出費は厳しく、2013年の夏までずっとスルー状態が続いていたのですが、BOSE「SoundLink Mini Bluetooth speaker」を使ったことで、「foxL V2」への関心が一気に高まりました。BOSEがこのスピーカーの存在を無視できるわけがありません。相当研究した上で「SoundLink Mini」を送り出したと思われます。それほどまでに完成度は高いです。そう思った理由についてはこの後のレビューで明らかにしていきたいと思います。

パッケージと中身

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手元にあるのは直販価格22,800円の「foxL V2 Bluetooth プラチナエディションモデル」。直販価格19,800円の「foxL V2 Bluetoothモデル」との違いは以下の通り。

・apt-X対応(ノーマル版はSBCのみ)
・充電後最大20時間使用可能(ノーマル版は12時間)
・AudioQuest REVERGREEN Audio Cable付属
・プラチナカラーの本体

価格差も3,000円しかなく、高音質対応でロングバッテリーなのがプラチナエディションということになります。

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日本語取扱説明書、先述のAudioQuestのケーブル、USB電源ケーブル、AC電源アダプター (ユニバーサルトラベルキット)、専用の電源ケーブル (135cm)、スピーカー滑り止めパット、ストラップ、専用ケースが同梱品になります。

ちなみに、Bluetoothのバージョンは2.0だそうです。

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コメント

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