【レビュー】BOSE「SoundLink Mini Bluetooth speaker」を試す(4)~ギターやベースのアンプとして使えるか編

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絶賛愛用中のBOSE「SoundLink Mini Bluetooth speaker」ですが、これを「ギターアンプにしてみる」という内容に興味を示してくださった方がいらっしゃったので、簡単ですがレポートなどをお届けしたいと思います。10数年ぶりにギターを購入したこともあって、個人的にもさらなる興味が沸いていたところ。

先日のARUPaPa「の音」スピーカーをギターアンプにするというエントリーではラジオを使ったワイヤレス接続を紹介しましたが、「SoundLink Mini Bluetooth speaker」は低域の再生能力が強力すぎて、ラジオを通すとどうしてもブーミーな音になってしまうのでマルチエフェクターをAUX(外部入力)端子に接続して検証しました。

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まずはギターから。VOX SDC-55→KORG PANDORA→SounLink miniという流れで、PANDORAのAUX(外部入力)端子にiPodを接続。iPodのカラオケ音源とギターの音をミックスしてSounLink miniから出力させます。

といった流れで実際にギターをプレイしてみました。へたくそですが、デジカメで動画撮影しましたので、ご覧いただければと思います。

動画にキャプションを入れ込んでいるので繰り返しになりますが、エフェクターを通すことで低音成分の調整は可能です。逆にノンエフェクトの素の音の方が低音成分がすごいんですよね。歪み系のエフェクトのニュアンスなど、練習用と割り切るのであれば、問題ないクオリティだと思います。

個人的に良いなと思ったのは、iPodオケがミックスできたこと。別のスピーカーで再生しても良いのですが、ミックスさせると臨場感が違います。SoundLink Mini Bluetooth speakerの総合力を実感した次第。

さて、低音に強いスピーカーということで、低音が出る楽器、ベースのアンプとしての性能はどうなんでしょうか。ということで、これまた長い間使ってなかったヤマハのエレキベースを引っ張り出してきて検証してみました。

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今回はPANDORAに負けず劣らず多機能な「ZOOM PS-02」というマルチエフェクターを使用。ベース→PS-02→SounLink miniという流れで、PS-02のAUX(外部入力)端子に今度はiPadを接続。JOYSOUNDがiOS向けに提供している「ギタナビ」というアプリを使って検証しました。

ギタナビ」ですが、カラオケのギター版のようなもので、カラオケ音源の再生に合わせてコード譜やタブ譜をiPadの画面に表示してくれます。ギターとベースのパートをミュートして練習するというスタイル。ちなみに、1ヶ月350円の定額制となってます。面白そうだったので1ヶ月だけ使ってみることにしました。

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コメント

  1. sino より:

    動画付きの専用記事を作っていただけるとは…恐縮です。

    いやーいいですね、予想以上でした。
    確かにただの練習用アンプとして考えるとちょっと高いのですが、音以外にもサイズ・重量・充電式がとても魅力的なんですよね。
    ギターのソフトケースにこれだけポイっと放り込んで気軽に友人宅に…なんて使い方をイメージしてました。
    この製品を知った時から購入の方向でほとんど心は傾いていたのですが、おかげて決心がつきました!
    ありがとうございました。

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