ソニー製Bluetoothスピーカーに採用された磁性流体のヒミツとは

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より少ない電力で高音質! “磁性流体”スピーカーに込められた、ものづくりへの情熱

ソニーの製品登録者向けコンテンツ「My Sony Club」に、同社磁性流体スピーカーの開発者インタビューが掲載されています。スピーカーユニットのボイスコイルを支えるダンパーをメカ機構ではなく、流体構造で置き換えているのが磁性流体スピーカー。現在、この磁性流体が採用されているソニー製品が4つありますが、そのうちの3つがBluetooth採用のワイヤレススピーカー(SRS-BTX500/CMT-BT80/CMT-BT60)という点にも注目したいです。

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磁性流体採用には省電力、省スペースなどさまざまな利点があるそうですが、一番の注目点は高音質であることとか。中高音域でひずみが少なく、非常にクリアで歯切れのいい音を再生するそうです。また、磁性流体の採用は駆動力の損失削減につながり、アンプの消費電力の削減にも一役買うようです。

また、同社の磁性流体スピーカーは、失敗や挫折を冷静に分析し次へと活かすことで製品化が実現したそうです。アイデアを形にすること、失敗を恐れて立ち止まらないこと。磁性流体スピーカーの開発と製品化には、ものづくりの原点があるとか。

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SRS-BTX500などはBOSEのSounlink miniと比較されることが多いですよね。次は磁性流体部の構造を含む、筐体の小型化が課題になりそうですね。

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