apt-X対応の高音質Bluetoothヘッドホン「Creative WP-350」を試す

■雑感・要望

・apt-Xの威力はライブコンサートや映画などの動画で実感できます。唄や台詞もほぼ完璧にリップシンクしてくれます。ドラムやギターカッティングなどのリズムを刻む楽器も限りなくジャストに近いので全く違和感がありません。それでいて音が良いんだから言うこと無し。

・ハウジングがコンパクトなんですけど意外に密閉度が高いってことに、ソニーBT50と比較してみて気がつきました。1回目のレビューで音漏れについて書きましたけど、ボリューム抑えめなら電車やバス内での利用も全然アリです。実際に持ち出して使いましたけど、特に周りからの視線は感じませんでした…。

・バッテリーの残量を確認する手段がないのが残念です。ソニー製品は電源ボタンの短押しによるLED点滅回数で、3段階程度とおおざっぱながらも、残量が把握できるので、同様の手法で対処してもらえるとうれしいかも。ちなみにバッテリー切れ直前にはLEDと警告音で知らせてくれます。

・充電用のmicro-USBコネクタですが、雨や汗などが入りにくい位置にはあるんですが、コネクタ自体がむき出しなので、防塵対策(ビニール製カバー等)があると安心かも。ってこんなこと言うのは日本人ぐらいか…。

・ここまでできるなら是非NC(ノイズキャンセリング)機能も…。

・ブラック1色はあまりに選択肢として少なすぎるので、Bluetoothスピーカー同様のカラバリ展開を望みます。

ZiiSound D5もシンプルで高品質な製品でしたけど、WP-350も負けず劣らずシンプルで高品質。このクオリティで9,800円は安い。BT50の約半値ですからね。

最後の最後に、こうしてまたモニターの機会をくださったクリエイティブメディア関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。今後も、良い意味でソニーを刺激してもらえるような製品を届けていただけることを願っております。

また、今後発売されるあらゆるBluetooth対応機器がapt-X対応になってくれることを切に望みます。apt-X聞いちゃうと、もうSBMには戻れないっす!

【参考リンク】
Creative WP-350発売のお知らせ(プレスリリース)
Creative WP-350 マイク搭載 Bluetoothワイヤレスヘッドホン(Amazon)

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