今日の六枚 ~ 松居和プロジェクト, Mike Jordan, Kenny Rankin, Lizz Wright, 山下達郎, キリンジ

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3月ももう終わりですね。春到来。新年度、新学期の始まり。ということで心も体もリフレッシュといきたいところ…なんですが、最近は何をするにもやる気が起きません。5月はまだ先なのに…。

そんなウツウツ気分な時は音楽を聞くのが一番自分にとって効果的なんですよね。最近買ったCDはどれもハズレが無く、トゲトゲしている気分や、ふさぎ込んでいる気分を和らげてくれます。

洋楽全盛のAORのフィールドに日本人の名前を刻み込んだ、尺八奏者にしてプロデューサーであられる松居和さんのプロジェクトのオムニバス集「Pioneer」。カルロスリオスやロベンフォードのギタープレイが光ります。

Blue Desert、Mannequinといった名盤からのセレクトが嬉しいマークジョーダンのライブ「Live At El Mocambo」。

ケニー・ランキンの過去の作品でSilver Mornigに続いて最も聞きたかった「Inside」もリマスター&紙ジャケで再発されました。ホントにこの人の声は美しいです。ただただ癒されます。

上の3点は全て70~80年代の作品ですが、残りは全て今年の作品。

Lizz Wrightの「The Orchard」は聞けば聞くほど味が出るアルバム。シンプルながら重たいサウンド。そこに被さる野太い低音ボイスがなんとも魅力的。ゴスペル、ブルース色が強いも、非常に聞きやすいのも良いです。最近、一番聞いてるアルバムかも。

CXの「薔薇のない花屋」のエンディングに使われていた達郎さんの「ずっと一緒さ」は久々のシングルヒットになりました。これまた演奏もサウンドもシンプルなんですが、これこそがまさしく達郎サウンド。ギターのオブリガードややカッティングも実に達郎さんらしいっす。ちなみに、シングルのチャート入りは「クリスマス・イブ」以来なんですってね。おめでとうございます。ニコンのCMで使われた「Angel Of The Light」も好きです。

最後はキリンジのニューアルバム「7」。結成10周年ということで、ネットでマンスリー配信されたシングルが全部収録されています。曲順がこれまた最高。今日も誰かの誕生日>タンデム・ラナウェイ>君のことだよ、への流れが特に好きっす。捨て曲なしの名盤。08年の邦楽アルバムで個人的に現段階でNo.1です。

ちなみに、今晩はボズスキャッグス&TOTOの東京公演を見に行きます。各所でレビューやセットリストが公開されていますが、今日と31日の講演だけジョセフ・ウィリアムスも参加すると聞いているので、セットリストにも変更があるのかな。ポーカロ兄弟がいないのは残念だけど、ボズとのジョイントを含め、グランドフィナーレにふさわしいメンバーが揃ったと言えそうです。ということで楽しんできまーす。

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※ソニモバからの転載です。

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