Jay Graydon と Sony の関係

パスト・トゥ・プレゼント・ザ・70S

AORというジャンルを確立し、日本の音楽シーンにも多大な影響を与えたバンド、というかプロジェクト「エア・プレイ」のメンバーでギタリスト兼音楽プロデューサーのジェイ・グレイドンの新譜「パスト・トゥ・プレゼント・ザ・70S」が今月23日にリリースされます。

そんな奴知らんという人には、スティーリーダンの「ペグ」で素晴らしいギターソロを披露し一躍有名になった人と言えばおわかりいただけますでしょうか。EW&Fの「After The Love Has Gone」のコンポーザーとしても著名ですね。

さて、そのニューアルバムなんですが、新作といいながらも内容は全て70年代の音源でデモ&未発表曲となっています。エアプレイ、ビル・チャンプリン(現シカゴ)、竹内まりやらのデモ楽曲の他、未発表曲やテレビCM曲などあわせて全20曲のボリュームで、デヴィッド・フォスターは当然として、ジェフ・ポーカロ(涙)、マイク・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイトらのTOTOメンバー、グレッグ・マティソン、マーク・ジョーダンなど、AORファンにはたまらない豪華メンバーがミュージシャンとして参加しているそうです。

原盤はジェイ本人が主宰する「Sonic Thrust Record」からリリースされている「PAST TO PRESENT – THE 70S」で米国では3月から流通が始まっていたようですが、キングレコードから国内盤がリリースされることになったようです。

ちなみに、収録曲は以下の通りなんですが、お馴染みの曲に混じってなにやら見慣れない曲目が…。

01. If There’s A Way
02. What Good Is Love
03. You Can Count On Me
04. You’re My Day
05. Should We Carry On
06. Secret Love
07. She Waits For Me
08. Throw A Little Bit Of Love Way
09. I Fall In Love Every Day
10. Love Flows
11. Love Flows – melody guide version
12. Ted’s Theme #2 – without Ted’s rap
13. Ted’s Theme #2 – with Ted’s rap
14. Ted’s Theme #1
15. Ted’s Theme #1 – with Ted’s rap
16. Ted’s Theme #1 – only the tail of Ted’s rap
17. Sony Jingle
18. If There’s A Way – instrumental track
19. What Good Is Love – instrumental track
20. It’s Right To Be In Love

17曲目の「Sony Jingle」がそれなんですが、その名の通り、ソニーのテレビCMかなにかに使われたジングルみたいなんです。

エアプレイが1980年の作品なんですが、80年前後のソニーというと79年のウォークマンがダントツのインパクトを持っていましたよね。とはいえ、今ひとつCMの記憶がありません。米国オンリーのCMだったのか?日本では佐野元春のウォークマンのテーマは覚えているんだけど…。

70~80年代には実に多くの名盤がCBS/EPICから生まれたので、ソニーとAORの関係は切っても切れないとは思っていましたが、まさかジェイ・グレイドンがソニーのジングル曲まで作っているとは思いもしませんでした。

ということで、どんな曲なのかを確認したくてうずうず。CD到着を今か今かと待ちこがれているのでありました。

airplay_80-05.jpg
#25年の月日を感じさせる写真ですが、音楽そのものはこれからも色あせることは無いでしょう。写真はサイトから借用しましたがお許しを~>Mr. Jay

※ソニモバからの転載です。

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